ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

「上機嫌の作法」 齋藤孝 著

先日、「機嫌よく生きる」ということについて黒板に書いて、ツイートしたところけっこう反響があり、近所の人にも「ええこと書いてはりましたねえ」って言われました。

 

私のこの考えの元になった本をご紹介しようと思います。

 

 

 

 

 

 

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

 

 

もう10年以上前の本になるんですね。

3度の引っ越しを超えて、手放さないでずっと気持ちの中に置いてきた本で、今回しばらくぶりに読み返してみました。

 

やっぱり、私にとって名著。大好き。

いつの間にかもう、すっかり自分に溶け込んで「自分の思想」になってるんだな、ということがよくわかりました。

 

上機嫌とは何か、に始まり、私が素晴らしいと思うのは

「上機嫌は『技化』できる=作り出せるようになる」

というところ。

それを、マインドのコントロールだけでなく、体の面からもアプローチできる、とされているところ。

 

あ、医学書とか専門書ではないのでふわっとした感じは否めませんので、専門家のお友達はそのへん割り引いて読んでください。

 

 

あと冒頭ですでに溜飲が下がります。

なんて無意味に機嫌の悪い人が多いのでしょう。

不機嫌にしていることで、メリットがあるでしょうか?考えてみてください。誰かが気分よくなったり、もしくは仕事が進んだりするのか。不機嫌ムードを発していることで仕事がうまく進むのであればともかく、実際そんなことがあろうはずがない。

くよくよして、むっとして、無気力でいて、何か新しいものが生まれるでしょうか

私には、不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられません。たとえば、無能さを突っ込まれないようにするため。あるいはお調子者だとかバカだとか思われないようにするため。不機嫌であることが、あたかも威厳があり、知的であるかのように思うのは大きな勘違いです。 

 

そう!!!それな!!!!!!(興奮しすぎ)

 

私も以前、毎日不機嫌に接してくる方とお仕事をご一緒したことがありまして(敬語なのはイケズですから察してくださいましね)、「もーなんなん、それって偉いん?」という子供じみた感じでいやーな気持ちになっていたのですが、

 

齋藤先生にこのようにスパーっ!と言い切っていただいてたいへんスッキリしました。

 

まずこのように、不機嫌な人に接しているストレスを「不機嫌な人が偉いわけじゃない」という納得ですっきりさせて、

それからは不機嫌な人はほっといて、自分が機嫌よくいられるように自分の「上機嫌力」を鍛える、というのがこの本です。

 

新書ですしぱっと読めます。

ちょっと古いのでマーケットプレイスなどで探されるといいかもしれません。あとKindle版もあるそうです。

 

ぜひ読んで、一緒に上機嫌になりましょう〜。

そして不機嫌に圧をかけてくる人のことは「ふーん……」と、一緒に思いましょう。

 

あと、うちの施術室はもちろん守秘義務守られますからね…「しょーもな…」っていうの、ご一緒しますわ!(黒い鍼灸院)

 

楽しいことをもっとやる!

 

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 今朝の定点。キラキラしている。

 

1週間あいちゃってますが!

「やめてへんし!」

で華麗に復活。

 

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昨日の黒板にこんなことを書きました。 

 

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『自分が楽しいこと』にこそ、手間とか時間をかけておきたいものです。

 

あと夜にはtwitterでこんなことも書きました。

 

ハードスケジュールの人こそ、休む時間、食べる時間を先に確保して。 楽しい予定も先に予定をブロックして入れて。 ハードスケジュールの人はどうせあれでしょ、それで働く時間が短くなったとしたらそこの追い込まれ具合を楽しんで仕事のクオリティとか効率上げられるでしょ。知ってるんだから。

 

黒板に書いていることは、朝に前日のを消しながら、「ゆに鍼灸院」を書きながら、なんとなく思いついたことを書き始めていくのですけど、自分でも思いついてもみなかったことが毎日出てくるので面白いんです。

 

昨日はいいお天気だなあと朝日を浴びながら書いていて、

「今日なんか散歩行きたいなあ…

 でも予約が何時何時、間のこの時間に洗濯して、

 ってなるとちょっとめんどくさいかなあ」

とか考えてしまってその時、

 

仕事やったら無理めにでも押し込んでやるのに、自分が楽しむ時間のことはめんどくさいからってやめてしまうの、あまりにももったいない!!

 

と急に思えてきて、そのまま書きました。

 

 

もちろん仕事も私は今、好きでやってるんで、ぐぐっと押し込んでやるのは当然のことなんですけど、それが自分のための時間となるとエネルギー出し惜しみするのって、

アホちゃうか

と思いました。

そしてけっこう、そういう感じあったんじゃないか最近、とも。

 

 

自分の楽しむ時間、好きな時間にこそ、力を注いで、自分を楽しませたい。

それができるようにいろいろなことをコントロールしていきたい。

 

 

たとえば、そのための時間は最初にブロックして取ってしまう。

忙しい人ほど、自分の時間は仕事と同じようにスケジュールを押さえてしまわないと、「いつか」は永遠にこない。

 

たとえば、仕事で全精力を使い果たさない。

私もそうだったのですが、仕事を増やしすぎて休養が足りないために、仕事がない時間があっても体が動かない。休みの日に体調を崩すから先の約束ができない。

そんなことにならないように、仕事の量ややり方を考えるとともに、養生して体を元気にしておく

 

 

仕事のためだったらいろいろを無理して、やりくりしてどうにかするんだから、そのやり方、自分のためにもやろうと思ったらできるはず。

「ねばならない」のためじゃなく、「やりたい!」のためにエネルギーもうちょっとかけたい。

 

その方が楽しいから。単純。

 

 

念のため。

仕事を自分の中心に据えていて、それを自分が選んでいるなら、それで大丈夫。仕事を最優先して突っ込んでよし。それもやってて、楽しかったからよくわかる。

でも、そうじゃない時、仕事を生活の支えにして、その他の時間も大事にしたい、と思ってるとしたら、いろいろコントロールして、

「自分の楽しみにかける手間」

増やしていった方が楽しいよ、ということ。

 

 

昨日は結局、すき間の時間を見つけて、近所の喫茶店でコーヒー飲んだあと少し哲学の道を散歩して、お昼をかんたんに済ませました。

これはまあ、哲学の道まで徒歩1分の場所にあるうちの最強ポイントということで。

 

 

まずは元気があれば、なんでもできる!

元気つけて、仕事ばりばり終わらせて、終わっても余力残して、遊ぼう!

体と気持ちのつながり

 

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せめて晴れ間の写真をどうぞ

 

最近のしんどさにはこちらをどうぞ

以前、梅雨についてのエントリを書きました。

 

梅雨というのはどういう季節か、ということを東洋医学の視点で考えてみて、その時どんな不調が起こりやすいか、その対策はどうしたらいいか、ということを書きました。

 

9月に入ってからお天気が本当に良くなく、全国的に日照時間が平年の半分から70%程度になっているとのこと。

農作物のことも心配ですが、人間のからだにもこの「湿気」が悪い影響になっています。

 

リンクを貼っておきますので、とり急ぎこれを読んで対策をとってみてください。

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からだとこころはつながっている

東洋医学では、天候・天気という自分の周りの「環境」と、いわゆる(筋肉や内臓を含む)「からだ」、そして考え・気持ちなどの「こころ」つながっていると考えます。

 

五臓六腑、という言葉をお聞きになったことがあると思いますが、東洋医学では正確には六臓六腑という「臓腑」でからだをとらえます。

 

これには「肝」「心」など、現代医学でもおなじみの名前が含まれていますが、現代医学とのいちばん大きな違いに、からだを働かせる重要な臓腑=五臓六腑に脳は含まれていない、ということがあります。

東洋医学でいう「肝」と、現代医学の「肝臓」は違う概念なのですが、この話は長くなるので寺子屋で)

 

現代医学で「脳」がやっているとされている、感情を作り出したり、考えたり、ものを覚えたり、ということは、東洋医学では五臓六腑が分担してやっていると考えます。

 

たとえば怒りの感情は肝、喜びは心、といった具合に感情も五臓がそれぞれに作り出し、たとえば決断をするのは胆で、記憶や思考は脾、というように「考える」ことも五臓が分担して行っています。

 

そして、人間の体は天気に影響される、と考えています。

たとえば今のように湿気が多いと、脾がしんどくなります。

 

だから、湿気が多くなると脾がしんどくなっておなかの調子がなんとなくよくないし、考えがうまくまとまらなくなってくよくよとしてしまったりします

 

もっと言うと、からだの中にある臓腑と表面にある筋肉や皮膚とはつながっていますから、「湿気で脾のぐあいがよくないので、足がだるかったりなんだかかゆかったりする」とかいうことも起こります。

 

他にも、天気痛という考え方もあります。

http://www.天気痛ドクター.com

 

 

養生する、自分でケアする

残念ながら、お天気を変えることはできません。

 

あと、自分でコントロールできるのは「からだ」と「気持ち」ですが、「気持ち」に直接自分で手を入れるのは難しい。

 

だから、「からだ」から手入れしていこう、というのが養生する、ということです。

その基本が、「運動・栄養・休養」だということ。

 

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ちょっとしたこと、ほんとうに少しの工夫なのですけれど、続けることで必ずからだはこたえてくれます!これ絶対。

 

まずはこの湿気なんだからある程度は仕方ないな、と受け入れるのと、でも例えば部屋を除湿するとか乾燥機をうまくつかうとか、ちょっとした行動にうつしてみましょう!

少しでも、変化があります。

 

湿気でなかなか、てきぱきといろんなことをするのは難しくなっているかもしれませんが、鍼灸院に予約を入れてみてはどうでしょう!湿気をからだから取るお手伝い、しますよ。 予約サイトはこちら→ゆまにて ゆに鍼灸院

 

施術室を除湿してお待ちしております…今朝は45%まで下がってました、夜通し除湿してたので!

 

冷蔵庫のコンテナ

寺子屋メンバー募集中!

 

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物持ちがいいのは母譲りで、

なんせ実家の、毎年のお正月に黒豆を炊いている圧力鍋は私が小学生の頃からだから30年は使っていたり、

引っ越しの時に20年は使ったタッパーウェアを処分するかどうか悩んだりしたものです(そしてそれは処分されずに使われている)。

 

そんな私がジップロックコンテナを年単位で使い続けていてもなんの不思議もないわけですが、こないだついに、牛すじを汁ごと冷凍していたのを土間に落として破損、とうとう廃棄となりました。

 

 

そこで、前から憧れていたイワキ硝子のコンテナを!!と、高島屋のポイントでまずは2つ、買いました(せこい)。

 

そしたら、せこいこと言ってないで早く買えばよかった…!と思いました!

 

 

いいところ

・見た目がよくテンションが上がる(めっちゃ大事)

・油汚れやにおいをきれいに洗いやすい

・中身が見える

・そのままレンジにかけられる

・そのまま食卓に出せなくもない

・サイズを合わせればぴったり積み重ねられる

 

気になるところ

・たくさん買うには最初予算がかさむ

・使ってない時にスタッキングはできない

 

 

私は作り置きはしません。

作り置きの本などを見ているとだーっと並んで壮観で、憧れはあるのですが、どうもいまいちやる気になれない。

 

なぜかな、と分析してみたところ、

・一人暮らしなので同じものをずっと食べることになる

・漬かってだんだん味が濃くなっていくのが好きになれない

・冷蔵庫から出してすぐの冷たいものが苦手で、かといってレンジにかけたものも苦手

というあたりかな、と見当がついてきました。

 

本当に忙しくてお子さんがいるとかそういう状況の方にはすごくいいと思います、作り置き。

そしてそういう作り置きにはこのイワキ硝子のコンテナ、上記の理由でとってもおすすめです。

 

私はもっぱら、

・下ごしらえまでしたものを入れておく

・みそ汁の具の大きさに切るところまでしたものを何種類か入れておく

・使いかけの豆腐を入れておく

という使い方です。

中身が見えるのがいいです。

写真は、「へたと種をとった万願寺とうがらし」です。明日あたりさっと煮ます。

 

みそ汁の具を準備してたくさんおいとくのはとってもいいです。

包丁出さないで具だくさんのみそ汁を作れるのはとっても良し。

 

すみませんレベル低くて…

 

 

野田琺瑯も大好きだけど、あのケースを直火にかけることがほとんどないと思われる私としては、実用性が低かったです。中身が見えないと忘れてしまうので…

 

 

 どうせ買うならこれを強くおすすめします。

item.rakuten.co.jp

 

よその黒板

 

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毎日、店の前に黒板を出して何かしら書いています。

去年の11月から始めて、基本的に営業日は毎朝書き換えています。

しょうもないことを中心に、でも「今日伝えたいこと」を書いています。

毎日インスタグラムにアップしていますので、よろしければどうぞー。

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そんなことをやっていましたら、お友達のあいさんもお仕事の場面で黒板…というかホワイトボード、を始めました。

その中で、ぐっ!ときたので今日はその話。

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彼女はいま、子育てをしながら、専門学校で教員として、理学療法士を育てています。

また、自身も大学院に在学する学生でもあります。

そして料理が上手で毎日を楽しんでいて素敵な女性で、

何足のわらじなん?!という感じ。

 

その彼女からのメッセージ。

 

 

「根性見せなきゃならない場面」。

 

自分にも何度も、何度も、そして長い間(当社比)、あった。

確かにその時間が、自分を深くしてくれた。

 

ほんとそう、深く潜ったところにしかないものもある。

それに、深いところにあるものを知っていたら、浅いところの、陽が当たってキラキラしているきれいさをもっと楽しむこともできる。

 

「根性論」って、よくないこととして言われることが多いけど、根性見せないとたどり着けない場所ってあるねんな。

 

 

 

別に深みなんかいらん、という考え方も一つ。

根性見せないで生きていっても、いいと思う。

私は体育会で生きてきたから、その選択肢のことをあんまりよくわかってなくて、人は誰しも根性見せて、自分や相手に勝たないと!という価値観が強かった。

今は、それがすべてじゃない、ということもわかってきた。

 

 

でも、それでも、根性見せて、深く掘り進んでいった先にあるものも、すごく大きくて、すごくいいから、それを求めてもいいんじゃないの、と思う。

 

 

最近、何かというと手放すとか解放とか、そういうメンタル系へのアプローチも多い。

確かに、自分を追い詰めがちなまじめな人が多いから、そういうことを言ってあげるのも必要だと思う。

 

でも、それが何かをあきらめるための「言い訳」「逃げ道」みたいになってる感じなのが、どうもしっくりこなかった。

 

なんでもどこでも、手放して、ふわっとリラックスしてるだけじゃなくて、やっぱり時には、根性見せてぐぐっと掘る、潜る!っていうの、逃げないでやってもいいんじゃないか。

 

そういうことを、あいさんのメッセージ見て、思いました。

彼女に教わっている学生ちゃん、大変な仕事やけど、根性見せてほしいなあ。がんばりどころ(の始まり)!

 

 

毎度毎度お世話になっている、ロルフィングkukunabodyべぇさんも、黒板(ホワイトボード)やっています。ここんちは骨べぇ君がしゃべってるんだ、毎日。

www.instagram.com

 

毎日黒板、やってみたらけっこう面白いですよー。

まとめて本にするのも、楽しいです。もうすぐ2冊め、できそうかな。

 

秋冬に向かって野菜を食べるおすすめ本

 

 

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はわわ、ばたばたしていたらブログ更新3日空いてしまった。

経験上こうなるとまた空いてしまうので、今日は軽めのお題で、でもとにかく更新。

 

料理本はあまり買わないことにしています。

というか、昔さんざん買って、でも結局そんなにそれ見ていろいろやらないことがわかったので、数を絞って手放して、持っているものを活用しています。

 

 

でも最近買ったものがよかったのでおすすめ。 

フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。

フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。

 

 「フランス人は」で始まる本いっぱいあって、みんなフランス人が好きだなあ…と思うわけですが。

 

この本は、とにかくたくさん野菜を食べる方法、として3つの調理法、

「サラダ」

「エチュベ(蒸し煮)」

「オーブン焼き」

に分けてレシピが載っています。

 

サラダは生野菜にタンパク質を加えて、ドレッシングをしっかりまとわせる。

エチュベ(蒸し煮)はしっかりとふたが閉まる鍋で、少量の水と油脂で野菜を蒸す。

オーブン焼きは油でコーティングして、オープンなままか包んでオーブンで焼く。

 

以上。終わり。

はっきり言って「調理法」は全部いっしょなので、上の3行読んだら済みます。

 

でも、写真が美しくて、野菜(ときどきタンパク質)の組み合わせが意外なものがあり、それでいて調味料はオリーブオイル、酢、粒マスタード、塩コショウ、ときどきワインビネガー(出た!)などそれほど特別でないものが多くて、いつもやっていることがこんなにおしゃれにできるんだー、という感じがして、いいです。

 

「野菜・タンパク質・旨味・塩味・油脂」を重ねてストウブ鍋で蒸す、というのはこれまでもさんざんやっていたので、それに

「エチュベ」

というオッサレーなネーミングをされたのがうれしかったり。

 

 

 

その「とにかく重ねて蒸す」をこれまたおしゃれに、おいしそうにしたのがこの本。 

 

重ねて火にかけるだけで絶品おかず

重ねて火にかけるだけで絶品おかず

 

 これは去年買ったものですが、フランス料理に限らず、いろんな組み合わせの「野菜・タンパク質・旨味・塩味・油脂」が載っていて、すごく使えます。

 

だいたいのレシピは「…を重ねて、蓋をして中火にかける。煮立ったら弱火にし、〜分蒸す」で終わり。全部いっしょ。

でも全部美味しそう。

 

 

生野菜もそろそろ冷える感じの今日このごろ、これからはこの2冊を参考に、とりあえず蓋して蒸しておけばヨシ。

 

問題は、一昨年伊勢丹で積み立てして買ったストウブの小さな鍋を土間で落としてしまって、取っ手が割れてとれてしまったことです……ものすごく使ってたのに…

 

誰か、溶接できませんか。

 

 

まず基本 運動・栄養・休養

 

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先日は「運動の種類」についてちょっと長めに書きました。

 

でもまず、それより大事な前提を書いておかないとならないな!

と気づきましたので今日書きます。

 

 

 

「運動・栄養・休養」が、

からだづくりのすべての基本だということです。

 

これは、競技スポーツ選手でも、スポーツを目的としていない日常生活を送っている人でも、同じことです。

 

この3つのすべてがそろっていないと、どこかに無理がかかったり、調子を崩したりします。

 

なんでも、バランスが大事です。

 

 

「運動・栄養・休養」の3つすべてが揃うことが大事です。

 

なんで同じことを同じ文字色で同じ大きさでもう一回言うかというと、それだけ大事なことだからです。

普通すぎてスルーされがちなのでもう一回言っておきますね。

 

「運動・栄養・休養」の3つすべてが揃うことが大事です。

 

 

健康法と呼ばれているものは極端なものが多かったり、一部分だけを取り上げて理論の正しさをアピールしたりするものですが、必ず、全体を見ないといけません。(これはなんでも同じこと)

 

そして、ゆまにてに来てくださる方たちとお話ししていても思うし、自分でもそうだと思うのですが、

 

人は自分の都合のいいように見ようとしてしまう、どうしても。

 

最近、運動することが不足している、という方が続いたので、運動の話をまず書いてしまいましたが、それ以前に栄養状態に問題がある、休養が足りていない、ということもありえます。

 

 

たとえば、甘いものを食べすぎていたり冷たいお酒を飲みすぎていたりするのに、それはそれとして、「運動が足りないのかも!」と思ったり。

休みも取らず、夜スマートフォンずっとさわっていて寝不足しているのに、それはそれとして、「食べ物なんとかした方がいいかも!」と思ったり。

食べるのやめないけど痩せたいから激しく運動、とか。

 

わかるけど、甘いものとお酒やめたり、とりあえず眠ったり、食べるの減らしたりした方が絶対、労力少なくてすみます。

 

 

運動・栄養・休養のどれかに問題があるとき、その「問題」を解決しないで、他の要素でカバーすることは、できなくはないけど難しいです。

(問題が解決できないほど忙しい、っていう状況にある人のことも知ってます。それは違う方法で頑張りましょうね!応援します!)

 

 

「運動」のところに問題がある方が多いので先日は運動の話を書きましたが、まず、

自分の生活の中の、

運動・栄養・休養のどこにいちばん大きな問題が

あるのかを、よく観察してみましょう。

 

めんどくさいし、認めたくないこともあるかもしれないけど、結局それがいちばん近道です。

もし、それを観察してみて、「それをやめるぐらいだったら具合悪くてもいい」と思うような習慣が見つかったら、それはそれが自分の選択だから、いいでしょう。

例:「ビールいっぱい飲むのやめたら、花粉症楽になると思うよ」と言ったら、しばし考えて「それは無理なんで鼻水に耐えます」と答えた私の後輩

 

 

そんなわけで、まず

運動・栄養・休養のどこにいちばん大きな問題が

あるのかを、よく観察

してから、もし問題が運動だな、と思ったら、改めて先日のエントリを読んでいただけるといいかなと思います。

 

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ちなみに明日、京都・修学院のKyoto MBM Laboでセミナーさせていただきます。

養生のことを一緒に考えるイベントです。まだ空きがあるようですのでもしよかったら。

養生する暮らし