先日、「機嫌よく生きる」ということについて黒板に書いて、ツイートしたところけっこう反響があり、近所の人にも「ええこと書いてはりましたねえ」って言われました。
私のこの考えの元になった本をご紹介しようと思います。
なんか今日やや辛口?
— Yuni Ando (@anyuni) 2016年10月8日
だけど、私は今日機嫌いいです、ふつうに。機嫌よく暮らすことを最優先に生きてますので!#ゆまにての黒板 https://t.co/fUQYLnXtTb pic.twitter.com/r2jykzB8lK
機嫌悪くしてるのが許されるのは赤ん坊と天才だけ、と齋藤孝さんが「上機嫌の作法」という新書で書かれてました。この本、機嫌よく生きるということの必要性を説明して、上機嫌を体から作るということを書いて…いたような気がして気に入ってるのでそろそろまた読み返そう。
— Yuni Ando (@anyuni) 2016年10月8日
まあ、最近機嫌いいけど。
「上機嫌の作法」、匿名でいきなり職場に送りつけてやろうか、と思うほどいつもいつもいつも不機嫌に接してくる人がいたことがあったんだけど、さすがに大人気ないのでやめといたな…送ってもよかったかな…
— Yuni Ando (@anyuni) 2016年10月8日
最後の方はもう、怒られても「ハイ出ましたっ!」って心の中で思ってたけど!
「上機嫌の作法」へのリアクションがさっそくけっこうあるー。
— Yuni Ando (@anyuni) 2016年10月8日
みんな感じてることなのね。
ほんま、機嫌悪くしてる人にみんなで気を遣ってんの、アホらしいことですよ。
京都っぽく、にこにこしながら「しょーもない人やな…」と思いつつ後ずさりして逃げる、が、正解。
そしてあとで気の合う人たちだけでこっそり「しょーもない人やったなあ!」と盛り上がるまでがセット。
— Yuni Ando (@anyuni) 2016年10月8日
自分で消化しようとしたらしんどなってくるし、罪のない陰口にしてしまって、忘れる。っていうのがいいんちゃうかと思う。
イケズすぎかね。
もう10年以上前の本になるんですね。
3度の引っ越しを超えて、手放さないでずっと気持ちの中に置いてきた本で、今回しばらくぶりに読み返してみました。
やっぱり、私にとって名著。大好き。
いつの間にかもう、すっかり自分に溶け込んで「自分の思想」になってるんだな、ということがよくわかりました。
上機嫌とは何か、に始まり、私が素晴らしいと思うのは
「上機嫌は『技化』できる=作り出せるようになる」
というところ。
それを、マインドのコントロールだけでなく、体の面からもアプローチできる、とされているところ。
あ、医学書とか専門書ではないのでふわっとした感じは否めませんので、専門家のお友達はそのへん割り引いて読んでください。
あと冒頭ですでに溜飲が下がります。
なんて無意味に機嫌の悪い人が多いのでしょう。
不機嫌にしていることで、メリットがあるでしょうか?考えてみてください。誰かが気分よくなったり、もしくは仕事が進んだりするのか。不機嫌ムードを発していることで仕事がうまく進むのであればともかく、実際そんなことがあろうはずがない。
くよくよして、むっとして、無気力でいて、何か新しいものが生まれるでしょうか?
私には、不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられません。たとえば、無能さを突っ込まれないようにするため。あるいはお調子者だとかバカだとか思われないようにするため。不機嫌であることが、あたかも威厳があり、知的であるかのように思うのは大きな勘違いです。
そう!!!それな!!!!!!(興奮しすぎ)
私も以前、毎日不機嫌に接してくる方とお仕事をご一緒したことがありまして(敬語なのはイケズですから察してくださいましね)、「もーなんなん、それって偉いん?」という子供じみた感じでいやーな気持ちになっていたのですが、
齋藤先生にこのようにスパーっ!と言い切っていただいてたいへんスッキリしました。
まずこのように、不機嫌な人に接しているストレスを「不機嫌な人が偉いわけじゃない」という納得ですっきりさせて、
それからは不機嫌な人はほっといて、自分が機嫌よくいられるように自分の「上機嫌力」を鍛える、というのがこの本です。
新書ですしぱっと読めます。
ちょっと古いのでマーケットプレイスなどで探されるといいかもしれません。あとKindle版もあるそうです。
ぜひ読んで、一緒に上機嫌になりましょう〜。
そして不機嫌に圧をかけてくる人のことは「ふーん……」と、一緒に思いましょう。
あと、うちの施術室はもちろん守秘義務守られますからね…「しょーもな…」っていうの、ご一緒しますわ!(黒い鍼灸院)