ゆまにて日記

京都・左京区の鍼灸院 女性鍼灸師ゆにからの毎日のお知らせ

運動の種類

先日、ラジオ体操めっちゃいい、ので、毎日続ける方法考えてみよう、という話を書きました。

humanite.hatenablog.com

 

 

その中で「運動の種類」について書いたので、今日はそのことを説明します。

 

 

「運動してますか?」「運動した方がいいよ!」「運動しなきゃなあ」と言ったとき、みなさんの頭の中にはどんな種類の「運動」が浮かんでいるでしょうか。

 

ジョギング、ラジオ体操、犬の散歩、ウエイトトレーニング、ヨガ、水泳、フラダンス…

いろいろだと思います。

 

「運動」と一口に行ってもいろんな意味がありますが、私がここで「運動」という場合には、

からだを鍛え、健康を保つために身体を動かすこと

という意味になります。

 

その運動にもたくさん種類がありますが、競技スポーツではなくて健康づくりのために行う運動は、大きく3つの種類に分けるとわかりやすいと思います。

 

1.いい動きや流れを作るもの

2.持続して消費するもの

3.筋肉を増やすもの・体を強くするもの

 

以下にそれぞれ説明していきます。

 

1.いい動きや流れを作るもの

体に無理のない動作を覚えておくための運動。

そして、体に無理のない動きができるように筋肉を伸ばしたりする運動。

 

体の痛みや疲れ、この場合は運動器と呼ばれる「筋肉・骨・関節」の症状は、体の使い方がうまくいっていないことが原因で起こっていることが多いです。

 

いろいろな動きが、体のつくりに合っていない場合、無理がかかってしまいます。

例えば立つ・座るなどの基本動作の姿勢がよくないとか、いくつもの関節を使った方が楽にできる動作をひとつの関節ですませようとしてしまう(その逆も)とか。

 

そういうことがないような体を作る、という目的の運動です。

 

ヨガやストレッチ、太極拳や、ラジオ体操、軽いウォーキングなんかもここに入れていいと思います。

どれも、「正しく」行うことが大事です。

 

またこういう種類の運動は、呼吸を意識して行うことも多く、東洋医学でいえば気の流れを作る運動とも言えます。

 

 

2.持続して消費するもの

「長い時間続ける」もの。

動作の種類はなんでも、続けることでエネルギー(カロリーで表記)を消費する運動。

 

また、持続することで呼吸・循環(血液の流れ)に負荷がかかるので、この機能にも働きかけがあります。

 

減量目的でカロリー消費をするための運動や、呼吸・循環がよくなることで「持久力」がつくという運動です。

 

ジョギング、ウォーキング、水泳などなんでも、長く続けるものがこれに当たります。

反対に言うと「続けられる強度で長く続ける運動」です。ダンスでもテニスでもそういう強度でゆったりやればこれに入ります。

 

 

3.筋肉を増やすもの・体を強くするもの

ちょっと言い回しが難しくて苦しまぎれなところがあるのですが。

今ある筋力をより強くしたり、筋肉を増やしたり、呼吸器を強くしたりする運動です。

 

2の運動では、持続力がつきますが、この3の運動では、よりパワーアップするというか、できる幅や高さを増やす、という感じです。

 

このためには、トレーニングでは「過負荷の原理」というのですが、「きつい」と感じる強さの運動でなければいけません。

 

ウエイトトレーニングや、自重(自分の体重)で行うスクワットや腹筋運動などがこの運動です。

階段上りや山登り、重い荷物を運ぶ、等も実はここに入ることもあります。

 

「きつい!」ところまでいかないといけないので、日常生活に取り入れにくいな、と思います。

 

ただし、体力が低下している場合には例えばラジオ体操や歩くことなどでも、「きつい」と感じればそれは「強化」される運動になります。

 

 

どの運動を取り入れるか?

このように、運動の種類によって、効果はそれぞれ違います。

だから、いま自分には何が必要なのかをよく考えた上で、何をするべきかを選ばないと、思ったような効果が得られません。

 

 

ただし、上でも書きましたが、その時の自分の体力によって、ある運動がどの効果になるのか、というのは違ってくるということもあります。

 

たとえばラジオ体操(ごり押し中)だったら、本気で正しくやるとけっこうな負荷がかかるので、筋力があまりない場合には「3」にもなりますし、第1第2と続けてやることが「2」になる人もある、ということです。

 

 

運動は、続けることで必ず体が変わってきます。

変わってきたら、同じことをしていても現れる効果が違ってきます。

そしたらその時その時で、運動の種類や量を変えていきます。

「このくらいがいいな」と思えばそこで同じことを続けていけばいいです。

 

このへんのことはやっぱり、専門家に相談するとクリアになりますね。

 

 

 

久しぶりに体大卒、アスレティックトレーナーっぽいことを書いてみました。

こってり語りたい分野なので長くなってしまいました、すみません。