先日は「運動の種類」についてちょっと長めに書きました。
でもまず、それより大事な前提を書いておかないとならないな!
と気づきましたので今日書きます。
「運動・栄養・休養」が、
からだづくりのすべての基本だということです。
これは、競技スポーツ選手でも、スポーツを目的としていない日常生活を送っている人でも、同じことです。
この3つのすべてがそろっていないと、どこかに無理がかかったり、調子を崩したりします。
なんでも、バランスが大事です。
「運動・栄養・休養」の3つすべてが揃うことが大事です。
なんで同じことを同じ文字色で同じ大きさでもう一回言うかというと、それだけ大事なことだからです。
普通すぎてスルーされがちなのでもう一回言っておきますね。
「運動・栄養・休養」の3つすべてが揃うことが大事です。
健康法と呼ばれているものは極端なものが多かったり、一部分だけを取り上げて理論の正しさをアピールしたりするものですが、必ず、全体を見ないといけません。(これはなんでも同じこと)
そして、ゆまにてに来てくださる方たちとお話ししていても思うし、自分でもそうだと思うのですが、
人は自分の都合のいいように見ようとしてしまう、どうしても。
最近、運動することが不足している、という方が続いたので、運動の話をまず書いてしまいましたが、それ以前に栄養状態に問題がある、休養が足りていない、ということもありえます。
たとえば、甘いものを食べすぎていたり冷たいお酒を飲みすぎていたりするのに、それはそれとして、「運動が足りないのかも!」と思ったり。
休みも取らず、夜スマートフォンずっとさわっていて寝不足しているのに、それはそれとして、「食べ物なんとかした方がいいかも!」と思ったり。
食べるのやめないけど痩せたいから激しく運動、とか。
わかるけど、甘いものとお酒やめたり、とりあえず眠ったり、食べるの減らしたりした方が絶対、労力少なくてすみます。
運動・栄養・休養のどれかに問題があるとき、その「問題」を解決しないで、他の要素でカバーすることは、できなくはないけど難しいです。
(問題が解決できないほど忙しい、っていう状況にある人のことも知ってます。それは違う方法で頑張りましょうね!応援します!)
「運動」のところに問題がある方が多いので先日は運動の話を書きましたが、まず、
自分の生活の中の、
運動・栄養・休養のどこにいちばん大きな問題が
あるのかを、よく観察してみましょう。
めんどくさいし、認めたくないこともあるかもしれないけど、結局それがいちばん近道です。
もし、それを観察してみて、「それをやめるぐらいだったら具合悪くてもいい」と思うような習慣が見つかったら、それはそれが自分の選択だから、いいでしょう。
例:「ビールいっぱい飲むのやめたら、花粉症楽になると思うよ」と言ったら、しばし考えて「それは無理なんで鼻水に耐えます」と答えた私の後輩
そんなわけで、まず
運動・栄養・休養のどこにいちばん大きな問題が
あるのかを、よく観察
してから、もし問題が運動だな、と思ったら、改めて先日のエントリを読んでいただけるといいかなと思います。
ちなみに明日、京都・修学院のKyoto MBM Laboでセミナーさせていただきます。
養生のことを一緒に考えるイベントです。まだ空きがあるようですのでもしよかったら。