ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

産後と加齢と私と勉強【2023年度末の長大ブログ①】

昨年度末にまる一日自分のための休みをとって、

一年間を振り返って、

勢いでながーーい振り返り文を三本かきました。

それを記録しておきます。

 

41歳になる1ヶ月ちょい前に息子を産んで、そこからは産後、乳幼児育児期になって、それが理由で勉強や仕事をだいぶ絞ってきました。

「それが理由で」なのか「それを言い訳に」なのかは常に微妙だったけど。

 

というか産後にけっこうアホになってしまって、

漢字がいっぱいある長い文章を読むのが難しくなっていたのもあります。

それでも去年の初め、そろそろ体力も戻って、やれそうな気がする!と編集学校とか、ブログ書くとか、始めようとしました。

 

ところが、そのタイミングで店の引越しを巡るストレスからなのか、女性ホルモンの低下(婦人科で検査して判明)からなのか、今度は夜に何回も目を覚ましてしまうようになって、寝不足で慢性的なアホ状態に戻って、完全に夏バテ。

 

その時、私はいよいよ、仕事や勉強について、一旦、諦めました。

世の中には、めっちゃ頭の回転のいい人、体力のある人、ビジネスセンスのある人、ずっと頑張れる人、いるけど、私、そこまでではないのよ。残念ながら。

 

それをすっかり認めて、

秋からとりあえず半年、今持っているものを確実にしっかりと続ける以上は求めない、と決めました。

 

そしたら、

仕事を終えて息子を迎えに行って帰宅した後や休みの日に「やらないとならない(と私が思い込んでいる)こと」が劇的に減ったし、何かをやり残しているような、追われているような気持ちで眠りにつくことがなくなってきました(夜中に1回目が覚めるのは継続中)。

 

それで2週間くらい、寝る時間をしっかりとって、食後はのんびり手芸したりしてたら、なんか元気が出てきました。

仕事も「もっとできないとならないのにな」を捨ててみたら、「今持ってるものでもそこそこできるし、まずは出し切ること考えよう」と思えたし。

 

まあ、すごくはないけど、私なりにはまあまあやれてるよな〜、とゆるく思えるようにもなりました。

 

そして、プレッシャーなく「何しようかな〜」と考えてみたら、

 

結局、積んでた本を読み始めたり、図書館行くのを再開したり、溜まってた動画教材を見たりし始めました。やっぱり好きでやってるんよね、勉強も仕事も。

あとついでにちょっと痩せました。

 

こうやって長々と振り返ってみると、私にとって大事だったのはただ、

「やらなければ、というプレッシャーを自分にかけるのをやめて、

2週間ほどタスクを減らしてみた」

ということでした。

更年期の影響は確かにあるけど、要は

「自分の器や性格に合わない形と量を押し込もうとしていた」

ということだったな、と今はのんびり考えています。

 

そしてそれって多分私だけが私に向けていたプレッシャーで、

人が認めてくれていたことは無視していたわけなので、割と失礼なことでもあったなーと思います。っていうかずっとそういう感じなのでいい加減にしたい。

 

更年期の相談でかかっている婦人科の先生に、

「ちょっと自分の元気が減ってるのに合わせて、サイズダウンしてみます」

と言ったら、先生はにこっと笑って、

「でも、更年期、終わるから。終わったらまた元気になるわよ」

と言ってました。ありがたい言葉だ。