あっ!
というまにもう2週間ほど前のできごとになってしまいましたが、子(もうすぐ1歳)を連れて東京へ出張に行った中で、「季節の養生のお話とごはんの会」をやりました。
私が、日々の養生の基本と春の養生についてお話をして、それに基づいた季節のごはんを友達が作って出してくれて、みんなで食べるというお昼の会。
私からは、春にはこんな食材を、調理法はこんな感じで、味はこんなふうだといいな、というざっくりした材料だけを事前の打ち合わせとしてメッセージで出して、そしたらその15分後には「こんなメニューでいこうと思う」というお返事が来て、当日はもう、それはそれはおいしいごはんがひと揃い。
体を整えるのは「休養・栄養・運動」の3つの柱からなっていて、だから日々何を食べるかはとっても大切。
だから、食べることについての話はいつでもしっかりしたいし、やっぱり具体的に感じてそれを日常で続けてもらうためには実際のごはんを見て食べるのがいい!と思ってはきたけど、自分にはそこまでの料理の腕がないな…と二の足を踏んでいたところに、強力な相方が現れた!のです。
やっぱり彼女はすごいなあ、センスあるなあ…私にはできないわ。
って一瞬思ったんだけども。
それは彼女に対して失礼だし、あきらめが早すぎないか?と思い直しました。
いろんなことについて「あの人センスあるなあ」ってほめることはあるけれど、その「センス」って、生まれつき持っているものばかりではなくて、考えて、情報を手にして、実際やってみて、っていうことを積み上げた結果にできあがっていることが多い。
私が「ごはん作るの好きだなあ、素敵にできるようになりたいなあ」とぼんやり思っているだけだった間に、彼女はその気持ちで実際に手を動かしてごはんを作ってきて、その結果の「センス」。
じゃあ私も、
「いいなあ彼女はこんな素敵なごはんが作れて」
って思っているだけじゃなくて、ひとつずつ、少しずつでも積み上げていけばいいな。
少なくとも、なんにも動かないで「いいなあ…あーあ、私にはないなあ」としょうもないところで自分にがっかりしてる場合じゃないな。
っていうか、特になんにもしてないのにそれですごくセンスのいいごはんを作れたら天才じゃないですか。それだったら料理人やった方がいいし。
そんなわけで、「いいなあ」と思うことには、そう思うならちょっとずつでも実際にやっていく。
改めて思う新年度…なので、文章もまた書こう、とここから復活してみました。(文章を書ける人にも憧れがあるからね!)
そうそう。
今日、2019年4月4日で、「ゆまにて ゆに鍼灸院」は4周年となりました。
なんとか続いているし、これからもいろんな形で続けていきたいです。
いつもありがとうございます。