ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

2024年の抱負を表す元日にしてみた

2024年、今年はこんな年にしたいな、というイメージを、元日の1日に凝縮して行動してみました。

 

・大晦日の夜はいつも通り22時すぎに早寝、夜中に老犬に起こされつつ元旦は7時頃起床。

→今年も早寝早起きして、睡眠をしっかりとる。

 

・朝起きたら体重を測って水を飲み、少しヨガと筋トレ

→朝起きて動く習慣を続ける

 

・朝食をつくる

→料理を日常的にする

 

・店へ行って洗濯をし、玄関の掃き掃除

→掃除をこまめに、習慣的に行う

 

・心拍数が上がる程度の早歩きで氏神様へお参り

→心拍数の上がる運動をする

→神社、寺へお参りを定期的にする

 

・今年の春に受講するセミナーの受講料を決済。夏に受講したいセミナーのための積立をネット銀行口座で設定。

→学びに投資

→家計・事業の会計を計画的に

 

・親戚の集まりで食事をし、お年玉をわたす

→ファミリー(広い意味で)と楽しく交流する

→豊かさはできる範囲で周りに広げる

 

下鴨神社へ初詣

→面倒がらずにでかける

 

→今日みたいに、やりたいな、やったほうがいいな!と思うことは、イメージするだけでなく実際にやる

 

 

「イメージするだけ、いいなあと思うだけでなく、実際に行動に移す」ということは、去年の後半から気をつけてやってきていて、だんだんそれが筋トレのように身についてきたような気がします。

 

理想が高めになりがちで、

大きな野望を持って決意を新たにして、

その度に野望が大きすぎて実行が続かなくて自分にがっかり。

それをずっとやってきましたが、もう飽きました。

 

だけど、やれるようになりたいこと、好きなことは本当にずっと変わらない。

自分の体を思うように使いたい。

家のことをやりたい。(家庭科)

 

結局、実行が続かなくても、ずっと好きなことは変わらずに持ち続けていられたので、

それならもう、小さくでもしつこく、やっていけばいいな、って本当に納得しました。

続かなかったなあ、と思ったって、どうせまたやりたいんだから。

 

なので今年は、今日ぎゅっと、着実にこつこつできたようなことを、一年通して実際に行動していければいいなと思っています。そして、きっとできるだろうなと思ってます。

 

イメージできて、いいなあと、うらやましく思えることは、やれば実際に叶えられていくってことを、自分に見せて、それをまたシェアしていく一年にします!

とりあえず体脂肪率を5%下げる!(言ったぞ)

 

しかしおせちはしっかり食べた。そりゃあハレの日ですもの。



2023年12月に読んだ本

1年の終わりに、今年の総括とかお礼とか、来年の展望とか書きたいと思っていたけれど、

昨日まで仕事していて、今日は換気扇を掃除して今年の会計をまとめて来年の予算組みを始めたら今年が終わってしまいました。

 

今年店でお会いできたみなさま、

こうして文章で接したりできたみなさま、

ありがとうございました!

私につながる人たちがみんな楽しく過ごせますように。来年も、私の役割を尽くしていきます!

というわけで今日も早く寝ます!

 

またらいねーん!

信頼する人のおすすめで読んで、今まで読んだお金の本でいちばん納得して気持ちが落ち着いたかも。

 

一読した、というだけでまだ身についてはいないけど、仕事で説明するのによい!と思った。



やはり有元さんは憧れの「在り方」。あたりまえ、のレベルが高い。高すぎる!



ピンときて購入、今の自分には影響が深い。来年からの生き方、行き方を考えるのにまた読み返していくと思う。



読みかけ。このシリーズはいつも飲み込むのに時間がかかる。でも読みたくなる。



 

恥ずかしながら腰痛

恥ずかしながら、地味な腰痛が1ヶ月くらい続いています。

 

恥ずかしながら、というのは、

常々、「いろいろ毎日の生活を工夫して、体の不調が出ないようにしましょうね〜、そしたら鍼灸院なんか来なくていいんですし!」的なことをお話ししているのに…ということでして……

 

しかも理由はわかっていて、

「運動不足」。

 

しょうもない!!

 

運動不足については、これまでも妊娠中から取り立てて運動習慣がないままきてしまっていて、それでも使い方と姿勢を適切にしていたらなんとかなっていたものが、

 

引っ越して店が小さな平屋になったことで、階段の上下さえなくなって脚を使わなくなった、ということが原因にあります。

 

前の店の、京町家の、急な階段を毎日、少なくとも10往復は駆け上がって駆け下りていたのに、今の店になってからすっかり股関節を使わなくなり、そこにおそらく加齢によるホルモン減少も相まって、あっちゅうまに筋力低下、動きも悪くなりました。

 

スマートウォッチに記録される歩数も、忙しい日には2000歩強くらい。

これではいかん、と、ちょこZAPで走ったりしているうちは良かったのですが、

先月の息子のインフルエンザあたりからズルズルと運動不足に突入、からの腰痛。

 

皆さん!!

動かないと、コリとか痛み、出ますよ!!

と、改めて身をもってお伝えしたい次第です。

 

この夏くらいから、寝起きとかじっとしてた後に特に体がミシミシするようになり、

これが女性ホルモンの低下かあ…ってか、加齢か、と実感しています。

 

だけどそれはしょうがないことじゃなくて、

筋肉は裏切らない!(byなかやまきんに君)ということで、やっぱりまめに動かしてあげればちゃんと柔軟さを取り戻してくれます。

昔みたいに、なんもしなくてもまあどうにかなる、ってわけにはいきませんけど。

 

ひとまず、アシュタンガヨガ神戸さんのオンラインクラス

「朝ヨガせーや」朝ヨガせーや – ASHTANGA YOGA Kobe / 朝ヨガせーや

に毎朝ログインして、しかしクラスにはついていかずに自分なりにみっちりストレッチとフォームローラー、そしてちょっとだけヨガをやり始めました。

びっくりするほど硬くなってましたが、2週間で少しずつ伸び始めました。大丈夫大丈夫まだまだいける。

 

急な寒さで体もこわばってますしね、皆さんもその場でのびー!とか、肩ぐるぐる、とかでも、始めてみてください。きっと応えてくれるはず、体が!

 

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ホテルオークラの美しいケーキ。せっかく甘いもの食べるならこれぐらいじゃないと!

いつもの生活がアート

神戸の仕事のときに泊めてもらう、そして息子をみててもらう伯母はとてもおしゃれで好奇心旺盛。

そして昔からものごとを バシっと言う人で、働きながら男子3人育て上げて両親を看取ったすごいエネルギーの人。

今でも海外旅行へ一人で行って、「スマホとSIMさえあればなんとかなるよ」と言う70代。

 

そんな伯母の家は、両親、つまり私の祖父母を看取った後に伯母が大片付けをして、今は伯母の趣味にまとめられている。

大勢が暮らした家で、震災で全壊して建て替えた大きな家。

伯母の色使いは伯母にしか出せない。

自分で貼ったという壁紙や、ずっと昔からそこにあるギャッベ(イランのカーペット。ブームになる前から伯母は持っていた)は、日本の建売住宅や新築マンションの真っ白な感じとは全然違う。

 

ミニマリストでも全然なくて、いっぱいモノがある。

だけど、「なんでこんなもんがここに?」は全然ない。

どこを見ても、おばちゃんが持ってそうやし、おばちゃんの家やな、って感じる。

さすがに人んちをブログに、はアレなのでこっそりお茶棚を撮った

 

 

少し前に、近所のアーティストのお家に入れてもらった時にも、

友の会(『婦人の友』で家庭経営を学ぶ会)の仲間のお家に入れてもらった時にも、

同じことを感じた。

その人、が「家」に全部出てる。

逆に、「その人っぽくないな」が全然ない。

それはもう表現で、アート。

 

結局、自分で選んで決めて、それを実行するってこと、

そしてそれをやり切ること、

やり続けること、

で、生活がアートになるんやなと感じた。

 

「暮らし系」の雑誌とか大好きでずっと買っては読み続けてるけど、

結局読んで眺めてるだけじゃ何にも変わらんのよね、という当たり前に気付きつつあったけどもう、ものすごく腹に落ちてきました。

それが今年の引っ越し前後からの実感だったので、地道にこつこつと、ほんとにこつこつと実行に移しています。

軸はまず「いらないもの」。

増やす前に、いま持っている中でいらないものをなくす。そして、いらないものを家に入れない。

しょうもない、というか、当たり前だけど難しい。

 

断捨離とか片付け(こんまりさんの)とか、捨てるのは流行りだけど、

捨てる痛みもある。これはまた別に書く、長くなるから。

 

ようやく、ただ生きているのがしんどくなくなってきたので、

ここからまた「よく生きる」でこつこつ生活して、生活をアートにしていきたい。

 

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煮込みみたいな学び 『東洋医学が伝える骨の大切さ』

今年最後のセミナー受講、福岡の鍼灸師(という括りは小さすぎるんだけど!)、

鍋山さんの『東洋医学が伝える骨の大切さ』を午前中に受講して、

今は日当たりのいいリビングでコーヒー飲みながらこれを書いています。

息子は昼寝。

こういう穏やかな日曜、休みは久しぶりかもしれない。ちょっと出かけすぎていたなと反省中。

どんなに楽しい遊びでも、学びでも、疲れちゃうからね。

休む休みも必要。

 

さておき。

先月終わった、東京での「東洋生理学」に続いての鍋山さんの講座。

今回はA-yogaの認定者向けで、前回と違ってある程度前提が揃っている受講生が対象。

運動につながりやすい「骨」に関係づけた東洋医学のお話だったけど、

やっぱり、明日から使える!コレで速攻効果抜群!みたいなものは全くなく、ほんとに全くなし!

 

だけど、根っこに近い「そもそも」がアップグレードされる。

そして、自分が元気になって、自分の思いがはっきりしてくる。

 

鍼灸院に来てくれるみなさんには、はっきりと「ゆにさん、なんか上手くなったな!?」ってことは全然わからないと思う。

でも、少なくとも私はわかってる。

そして、はっきりと言葉にできる伝わり方でなくても、伝わってるはず。目に見えて、わかりやすく体で感じられることばかりじゃないから。

 

ああ、言えば言うほど詐欺っぽいっていうかなんていうか。

 

 

今年の大きい受講はISIS編集学校の『守』『破』コースと、

鍋山さんの『東洋生理学』。

教える方ではアシュタンガヨガ神戸での『解剖学30時間コース』。

どれも、いますぐ具体的な形で使える「How to」じゃない学びだった。

だけど全部、かなり自分に濃い影響があった。

 

カレーで言うと(カレーで言うとって何)、

チキン入れました!でっかいにんじんが入ってます!は全然わからないのだけど、

一口食べてすぐにわかるぐらい「コク」が出たというか。

私自身、わかる形で残っている要素は少ないけど、学びは全部煮込まれてドロドロに溶けて、美味しさを作ってる。

 

How toをもっと取り入れて、わかりやすく飛び道具の多い鍼灸院になったほうがビジネス的にはわかりやすいんだと思うのだけど、どうも向いてないっていうか苦手だなあ。今後の検討課題としたいと思います(国会答弁ふう)。

 

一瞬でラボが自分ち、邦子さんが親戚みたいにリラックスしてた息子氏…



今日の講座はオンライン配信だったのだけど、せっかく近くでされるし…とダメ元でお願いして、しかも息子連れて、配信元のスタジオKyoto MBM Laboで聴講しました。結果、やはりと言えばやはり、息子がかなり自由に過ごしており、今回も全方向と息子に感謝、でした。

ラボにあるもので「本多忠勝

 

神戸出張2日目「解剖学30時間コース最終回」

神戸出張の2日目もアシュタンガヨガ神戸さんで、3月からやってきた30時間解剖学コースの最終回。

 

 

自撮りがぜんぜんうまくならない

 

コロナ禍に入ってからオンラインクラスを始められたスタジオで、その流れとご縁あって、去年から「30時間の解剖学コース」を3月から12月でやってきました。

 

解剖学と名のつく授業を初めて受けたのが19歳の大学1年で、それから専門学校でもやったし、セミナーも受けたし、とにかくずーっと学んでる感じだけど、

去年からこのお仕事のためにヨガに合わせて考えるようになって、また新しい方向に深まり初めて、ほんとに楽しい。

わからないこともあるし、そのときは参加者のみなさんと一緒に考えたりして、それも楽しい。バチっと教えてくださいよ!?と思われてるかもだけど。

 

 

私はスポーツのけがを見てきているし、今は治療院で体のトラブルをなんとかする仕事をしているので、どうしてもエラーを見つけようとしてしまう。

そしてアシュタンガヨガはあるアサナ(=ポーズ)ができたら「次」に進めるという性質上、「できない」ということにフォーカスしがちなところがある。

 

だけどそもそも、ヨガをやろう、と思って、

それを日常、続けているってだけで充分すごいし、

体にはいい影響がある。

 

だから、体には無理がかかるなあ、という使い方でヨガをやっているとしたら、

それじゃダメだよ!

ではなくて、

もっと楽な、無理のない使い方があるよ!

というふうに、前向きに伝えたいなと考えてはいる。

ワークショップに参加して、「できてないなあ」「よくないなあ」としょげたりする必要は全然ないわけだから。

 

そう考えてはいるんだけどなあ、できたかなあ。

 

長袖のヨガウエアを1着しか持ってなかったので、前日にユニクロでTシャツを買ったのがヒット(しかもセールになっていた)


来年も少し内容を変えて、

「元気にヨガをやる方法」のヒントをつたえる仕事をすることになったので、これからまた楽しく準備したい。

そして、いよいよ私の気分と体調も準備ができたみたいで、そろそろヨガを私もやろうかな、と思っております。

 

出張に付き合って留守番もしてくれた息子氏へのお礼に、大阪城へ行ってから帰京しました

アシュタンガヨガ神戸主宰、セイヤ先生も感想のブログを書いてくださっていました。

とにかく私が楽しそうで、あと色が黒すぎな。

ashtangayoga-kobe.com

 

神戸出張1日目「後屈」ワークショップ

神戸に来ています。

 

コロナ禍の始まりにオンラインクラスを始められたスタジオ、

アシュタンガヨガ神戸さんとのご縁で、去年、今年とヨガのための解剖学30時間コースをやってきました。

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私が教祖でみんなが拝んでるみたいな写真になってますが、

胸椎を動かしているだけです。

明るくさっぱりとして、「できない」を責めず、「伸びしろだー!」と思える会で、楽しかったです。

 

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息子もスタジオデビュー。

 

解剖学コースはほぼオンラインで、3月から12月でオンライン14回、途中に3時間の対面クラスが3回あります。

その度に神戸・元町に出張していって、それがとっても楽しみだったりします。

阪神間に住む伯母の家に泊まるのですがそれも楽しみで。伯母は祖父母が暮らした家にセンスよく住んでいて、子たちが巣立った後もアクティブで好奇心に満ちた暮らしをしているのです。会うたびに、私もまだまだじゃなあと思えます。

 

解剖学コースの最終回は日曜で、今日の土曜はまた別の、単発のワークショップとして、

「痛くない後屈」

をやりました。長いことヨガを指導されてきたキノシタケイコ先生が講師で、私がアシスタントです。

それがタイトルになるってことは、痛い後屈してる人もけっこういるらしい。

 

健康になるために、元気でいるためにヨガを始めたはずなんだけど、

いつの間にか、そのヨガで痛みを出したり、痛みをこらえてヨガをしたりしてしまっている。

 

ヨガだけじゃなく運動全般や、

運動でなくても色々の活動、行動って、

こんなふうに、「目的」と「手段」がいつの間にか入れ替わってしまうことがわりとありますね。

そして、入れ替わっちゃうと痛みだとかしんどさとかが出やすかったり、

「何やってるんだっけ?」

という虚しさが出たり。

 

 

昨日、クラスが終わった後には、一人の方に、ケイコ先生と私の二人で施術とヨガの動きの指導をよってたかってするというセッションをやりました。

来てくださったかたが、スタジオではどんどん先に進んですごいポーズをしている人もいて焦ることもあったけど、今は自分の健康のためにと思って自分のペースでやっています、とおっしゃっていて、いいないいな、素晴らしい!と思いました。

 

どんなことにも、そうして「人がやってるから」「そういうものらしいから」じゃなく、自分のためにを離さず、うまく手段を使ってやっていけたらいいなと思いました。

 

2日目は解剖学コースの最終回、テーマは上肢です。今日は子を置いていくので身軽!

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伯母の家のモンステラがとりあえずでかい。これでもけっこう切ったんだって。