今年最後のセミナー受講、福岡の鍼灸師(という括りは小さすぎるんだけど!)、
鍋山さんの『東洋医学が伝える骨の大切さ』を午前中に受講して、
今は日当たりのいいリビングでコーヒー飲みながらこれを書いています。
息子は昼寝。
こういう穏やかな日曜、休みは久しぶりかもしれない。ちょっと出かけすぎていたなと反省中。
どんなに楽しい遊びでも、学びでも、疲れちゃうからね。
休む休みも必要。
さておき。
先月終わった、東京での「東洋生理学」に続いての鍋山さんの講座。
今回はA-yogaの認定者向けで、前回と違ってある程度前提が揃っている受講生が対象。
運動につながりやすい「骨」に関係づけた東洋医学のお話だったけど、
やっぱり、明日から使える!コレで速攻効果抜群!みたいなものは全くなく、ほんとに全くなし!
だけど、根っこに近い「そもそも」がアップグレードされる。
そして、自分が元気になって、自分の思いがはっきりしてくる。
鍼灸院に来てくれるみなさんには、はっきりと「ゆにさん、なんか上手くなったな!?」ってことは全然わからないと思う。
でも、少なくとも私はわかってる。
そして、はっきりと言葉にできる伝わり方でなくても、伝わってるはず。目に見えて、わかりやすく体で感じられることばかりじゃないから。
ああ、言えば言うほど詐欺っぽいっていうかなんていうか。
今年の大きい受講はISIS編集学校の『守』『破』コースと、
鍋山さんの『東洋生理学』。
教える方ではアシュタンガヨガ神戸での『解剖学30時間コース』。
どれも、いますぐ具体的な形で使える「How to」じゃない学びだった。
だけど全部、かなり自分に濃い影響があった。
カレーで言うと(カレーで言うとって何)、
チキン入れました!でっかいにんじんが入ってます!は全然わからないのだけど、
一口食べてすぐにわかるぐらい「コク」が出たというか。
私自身、わかる形で残っている要素は少ないけど、学びは全部煮込まれてドロドロに溶けて、美味しさを作ってる。
How toをもっと取り入れて、わかりやすく飛び道具の多い鍼灸院になったほうがビジネス的にはわかりやすいんだと思うのだけど、どうも向いてないっていうか苦手だなあ。今後の検討課題としたいと思います(国会答弁ふう)。
今日の講座はオンライン配信だったのだけど、せっかく近くでされるし…とダメ元でお願いして、しかも息子連れて、配信元のスタジオKyoto MBM Laboで聴講しました。結果、やはりと言えばやはり、息子がかなり自由に過ごしており、今回も全方向と息子に感謝、でした。