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春からこの場所で哲学の道を定点観測していますが、光の感じも、葉っぱの色も変わってきて、秋、です。
さて、いよいよ佳境となってまいりましたが、たぶん今回と次回で終わります。
このエントリの続きです↓
黒歴史5 社会人生活スタート!無休社会人に転機が - ゆまにて日記
仕事をカスタマイズ!(サラリーマンなのに)
30歳を過ぎて、専門学校で常勤講師をやりながら午前中は学校に通う、という2年間。
週休2日いただいたので、休みの日にはグランドへ。自腹で交通費を払ってグランドに通っていました。
働いていた専門学校にはサッカーコースがあり、系列校のサッカー部は強化指定の強豪校。どちらの監督もトレーナーとしてサッカー初心者の私を迎え入れてくださいました。
サラリーマンという認識はありましたが、やりたいことを休みの日にやってるだけという感じ。思えば現場を「余暇活動」みたいに思っていたかもしれません。(それはそれでプロのトレーナーとしては良くないこと)
そうしているうちに、「トレーナー資格を取るために現場実習が必要」ということになり、たまたま、私が勝手に好きでやっていたことが「仕事」として認められるようになりました。
勝手に好きなように仕事をカスタマイズしてたら、急にそれが職場にフィットしてきたのです。
監督たちとの出会いとこの制度の開始については、つくづく自分はラッキーだなと思っています。
ついに週休1日確保 休みって…何するんだっけ
現場に出ることが仕事になったおかげで、週2日グランドに出ていたうち1日が仕事と認められるようになり、ついに週休1日生活になりました。
毎週休みがあるなんて(この感覚もおかしいですが)、何してたっけ…と最初は戸惑いましたが、しばらくすると映画を見たり、実家に顔を出したり、往診で治療をさせていただいたりと(あれ、仕事ですね)、少しずつうまく使えるようになりました。
学校を卒業してからも、お世話になったあん摩マッサージ師のクラスメイトのところへ施術を受けに行くようにもなり、少しずつ自分のからだをととのえる養生は続けていました。
週に2回、夜遅くまでの勤務があって、その日は夕食を「スープ春雨とおにぎり」で済ませていたら、だんだんイライラしてきたこととか。
寝不足が続くと手が真っ白になって冷えがすごくなることとか。
冷え取り健康法の靴下はそんなに重ねないでもいいなと実感したりとか。
いろんなことをやってみながら、「ちゃんと寝て、ちゃんと食べると体調がいいんだな」ということを改めて実感していきました。
それと同時に、22時までの勤務を含み、遠くまで通勤している自分のライフスタイルに疑問を感じるようになりました。
夜遅くまで働き、混んでいる電車に乗り、パソコンに向かい続け、それと雨の日も風の日もグランドに出ることを同時進行していることが、からだに無理をかけている、ということをはじめて実感して、認めるようになりました。
しんどいことをしんどいと感じられるようになっていたんですね。
それに、この職場で好きなことばっかりしていたら、まわりに迷惑がかかってしまうな、とも考えはじめていました。組織にいるには自分は勝手過ぎるなと。
片付けの魔法で人生がときめく?!
34歳の夏に、「人生がときめく片付けの魔法」を読みました。
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ばかみたいなんですけど、何かタイミングが合ったんでしょうね、猛然と片付けを始めました。
このメソッド、「捨てる」ことから始めるんです。
それも、「いるかいらないか」じゃなくて「ときめくかときめかないか」で選ぶ。
この情緒的な感じが私にはぴったり合ったみたいで、片付けをしているうちに、自分はなにを大事にしているのか、ということがどんどんはっきりしていきました。
この時期に、職場を離れることを考えて、何度も「メリット・デメリットリスト」を作ったのを覚えています。
海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のミランダが作っていたやつ。
そして、家が片付いて、外に出始めたとき、横浜の高校から仕事のオファーがありました。
その時には自分のからだをきちんとみられている自信があったし、引っ越しするにもいらないものの処分が済んでいました。
サラリーマン後期から学ぶ大事なこと
組織にいてできること、ひとりでやっていてできることには違いがある
いいこととよくないことを冷静にくらべてみる
組織の中でも自分の仕事をカスタマイズできたら、幸運
タイミングに乗るには、からだがしっかりしていること
片付けると人生がときめく…のかも!
こちらのエントリに続きます↓