ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

ニュージーランドのおみやげ話 その3 何がだいじかよう選んで

※このブログを書いているのは鍼灸師/アスレティックトレーナーですが、内容はわたし個人の感想です。

 

前回、「そんなにはできひんし持てへんなあ」と思った、

というところまでは書きました。

それは旅行に行くとだいたい毎回思うことなのですが、

帰ってきてみるとすぐに日常の流れに巻き込まれてすぐに元にもどってしまう、というのが毎回だったりもする、

そのことをさすがに学習していました。

 

なので、今回は「ほんとうに変える」というアクションを起こしました。

 

具体的には、

オークランドの空港で日本行きの飛行機を待っているあいだに空港のWi-Fiに接続して、

いくつかの勉強会やオンライン講義をやめたり、回数を減らしたり、

使ってるかどうかよくわからないサブスクを停止したり、

しばらく手を触れていないアプリを削除したり、

そういったことを実際にやりました。

その間息子氏は空港を駆け回っていました。

f:id:anyuni:20230325070605j:image

 

えっ意外としょうもないな…

 

と思わなくもないですが、

しょうもないからこそ日本で日常の生活をしていると手をつけていなかったとも言えます。

それに、私の「憧れの」、

「旅先の私」

がいらない、と決めたものをやめ、削除するというのは、

私にとっては大きな旅のおみやげでした。

 

 

この半年くらい推している藤井風くんの詞に、

もうええわ 何が大切なん よう選んで

もうええわ そう思うならサッサ手放して

もうええわ 自由になるわ

 『もうええわ』作詞/作曲 藤井風

というのがあって、なぜかずっと「よう選んで」のところが気になっていました。

 

 

鍼灸師アスレティックトレーナー、という仕事を選んでいて、

人を元気にし、楽しい人生送ってもらうお手伝いをする、

と思ってきていて、

実際、いやなことほとんどしてません。

息子も好きで産んで好きで育てている。

 

だけど「なんかもうしんどいな…」と思っていたのも事実です。

 

「自分で選んでいる」ので、文句言うところもないし。

お給料もらって文句ばっか言って上司を困らせていたサラリーマン時代の私を小一時間正座させて詰めたいです。古田先生(上司)、あの頃はすみません。

 

 

結局、

「確かに全部自分で選んでいることだけど、合計量が多すぎる

ということだった。

 

好きなことばかりでも、「量が多すぎる」という点が自分をしんどくしてくる。

 

えっ意外としょうもない(2回め)上にめっちゃ普通…

だけどしょうもないからこそ(以下同文)

 

私に必要な「よう選んで」は、

自分の今の時間、エネルギーに合うように厳選する、

ということで、

「選ぶ」と「捨てる」「やめる」は、

日常が過剰になりがちな私にとってはセットで両方必要なことでした。

 

 

私はこんまり教信者と言っていい人間で、近藤麻理恵さんの「片付けの魔法」でほんとに人生変えたと思っているのですが、

こんまりちゃんもずっと

「片付けることで自分が『ときめくこと』を選んで

 毎日をときめかせる

って言ってたわ…

 

と、今更ながらにちゃんとわかったのです。

それで、ちゃんと行動しはじめました。

 

そのために冷静に自分が使える時間とエネルギーのことを見直してみると、思った以上にタイトだ、ということにも気づきました。

 

まず、睡眠時間が8時間近く必要。

仕事が「ながら作業」不可で全集中の職種

子にかける時間をしっかりとりたい

 

でもこれを見ていくと全部「今は」だということにも気づきました。

変えることが可能だし、変わっていくこと。

 

なので、ずっとできないわけじゃない、と、「いつかリスト」にいくつかは入れつつ、

「いま」自分が余裕をもってやれるように選んでいます。

 

この作業、とても大事だなと感じます。

 

f:id:anyuni:20230325070702j:image

そして私はそれを日常でやるのは苦手なので、ちょこちょこ旅に出てリセットするのがよさそう。

そんなわけでポイントのつくいろいろのすべてをマイルに全集中することにして「陸マイラー」活動に本腰を入れることにしました(と言ってもマイルがたまるカードで生活するだけ)。ここ数日はそれの情報収集ばっかりしてて、決めました!ご興味ある方話しましょう…