ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

ニュージランドのおみやげ話 その2 そんなに多くは持てないしできない

※このブログを書いているのは鍼灸師/アスレティックトレーナーですが、内容はわたし個人の感想です。

 

大きめの旅行に行って、

毎回必ず思うのに、毎回必ずすぐ忘れてしまうことが

 

「私という人は、
 そんなに多く持てないし、そんなに多くはできない」

 

ということです。

 

旅行の基本として、その数日を過ごすための最低限の荷物だけ持っていきます。

(息子がトイレでうんちをできるようになり、紙パンツ=オムツを持っていかないで済んだのはほんとに助かった!)

(しかし2回ほど漏らしていた)

 

 

今回は1泊目はホテル、そのあと4連泊でゲストハウスの個室(2ベッド)に滞在したので、「住んでる」感じ。

ゲストハウスはトイレとキッチンは共同、シャワーはとなりの部屋と共同。

(この「となりの部屋と共同」っていうのがなかなかトリッキーで面白かった)

キッチンでは毎日同じお皿とカトラリーを使う。

ランドリーがあったので1日おきに洗濯して同じもの着る。

気候と街の雰囲気が読めないのでいろいろ持っていったお洋服も結局半分くらい着なかった。

 

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ゲストハウスの階下のカラオケがうるさすぎて睡眠不足ぎみになったのと、

息子が一つの場所にハマってずーっと遊ぶので時間がかかり、

また息子がずーっとハイテンションで走っていて疲れるので、

だいたい目的地は1つか2つ。

というか無目的に出かけてぶらぶらするだけでも4時間とかかかる。

 

夕方はシャワーをあびたらたいていiPadを息子と交代で使って、

息子はNetflixドラえもんとか、おそらく日本で見れないレゴのキャプテン・アメリカとか見て、

私はiPhoneにヘッドフォンつないで安住紳一郎の日曜天国を聴いてゲラゲラ笑って、

二人して早寝。

息子が寝たあとに起き出してiPadで日記を書く(カラオケで寝れないし)。

 

なんかそれで5日間過ぎてしまった。

 

 

毎回こうして、

「最低限のもの」

「最低限のできごと」

を体感することになります。

 

私、なんであんなにようけモノを持って、

毎日毎日あんなに忙しくしてるんや…???

 

もちろん、旅先では仕事はしてないし、社会とのつながりも薄いので、それはそうなのだけど。

 

「もの」については、

あるものでだいたいなんとかなるのに、

さらにいろいろ持ちたがってしまって、

それを買うためにたくさんお金が必要だと思いこんでいることに気づきます。

 

「できごと」については、

日に1つ2つ用事をして移動するだけで、自分の体力、エネルギーを余裕を持って使い切って、「あーつかれた〜」で寝る、を体験していると、

いかにいつも自分が多くをやろうとして疲れ、

やり切れなくて自分に落胆しているかを思い知ります。

 

 

特に今回は、ニュージーランド、滞在した街やそこでの過ごし方が自分にはとてもリラックスできる環境だったこともあって、

「うん、これぐらいでいいな」

っていう基準が今までよりもはっきり感じられたように思います。

ゲストハウスだったのも大きいかな。

 

なので、できるだけそこを目指して……

 

いたつもりが、仕事に関してはまたしてもぎゅうぎゅうになってしまって、結局またブログの更新が遅くなったのでありました。

もう忘れかけてるぞ!いかん!