ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

人生は、生活は変化する!

むちゃくちゃ自己啓発系みたいなタイトルになってしまったが、そうでもない軽い感じです。

 

急に夏になってしまった、のか?

 

東京に出張に出ていました。

友人の個人宅に滞在して、そこでの施術です。

6〜7年前から、最初は2ヶ月に1回、産後再開してからは3ヶ月に1回。定期で行うために、ほぼ決まったメンバーが毎回来てくださる予定を組んでいます。

 

間があくので、継続した施術で体が変わっていくというよりは、施術にくわえて生活習慣について、次までこんな感じで過ごすとよさそうですよ、という相談をすることで、

その人が自分で変わっていかれるのを見ている、という感じです。

施術自体はある意味、ご褒美みたいなところがあるかも。

 

 

7年もたつと、人の人生ってさすがに変わるわけで、

 

どうしてもやめられないと思っていた悪習慣がすっかりやめられた人

(2年くらいはかかった!)

仕事行くのも精一杯だったのに今はフルタイムで残業までできちゃってる人

ブラック気味企業(控え目な表現)をやめて転職した人

間に出産して息子が怪力の人(私ですね)

 

などなど、いろんな変化があります。

 

ここしばらくはコロナで飛び飛びになってしまったこともあり、

お話しして現状を聴いて、今のその方に合ったこれからの生活を一緒に考える、というのに時間をかけます。

 

その時私はその人の人生を一瞬一緒に生きる感じというか、乗り込んで一緒に知恵を絞る感じになるし、

その経験がまた、別の人のお話を伺う時に「これはああいう感じに似ているな」なんて思い出されたりします。

 

私は日記文学が好きで、『富士日記』とか『日々ごはん』とかずっと読んでいるのだけど、

つまりは「人の生活」が好きで、

人の生活に触れて、それを自分の中に入れて、また別の人と生活の話をしているときに取り出して…っていうことをしているみたい。

 

 

今回は、コロナで停滞してしまったところからの、

動き出しのきっかけ

を探している方が多かったような感じでした。

 

ほとんど自分で

「こうした方がいいんだよね…」

「はじめた方が、再開した方がいいよね…」

ということがわかっていらして、

 

私からは、

もうちょっとこうするといいかも、という具体的な方法についての提案をしたり、

何だったら「うん、それがいいと思います」と言ったりするだけ。

 

話しながら、

「ああもうこれはほとんど、自分に話してるな」

と感じることもたびたび。

また私も動きはじめないとな。

 

 

今回は少し場所が変わったり、前回からすると息子が3歳半から4歳になったりと、わかりやすく変化がありました。

こんなふうにわかりやすくなくても、私たちの体も頭も日々変わっているし、世の中の様子もじわじわと変わっていて(最近はこれもわかりやすいか)、

いつもいつも、生活を見直して手直しするっていうことが、いつもいつも機嫌良くあるために必要だなと思います。

 

私は大きく場所を変えないと、日常の惰性の力、慣性の法則に流されてしまうので、たまにこうして動くきっかけがあるのが、合っているみたいです。

 

 

 

【ゆにさんの、今日の養生ポイント】

 

いつも機嫌よくあるために、

いつも自分の生活を見直す。

そのために、時に場所や環境を変えてみるのもあり。