ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

「春の食養生」「鹿肉で解剖学」やりました!

今日の寺子屋、満員御礼の10名参加でワイワイやりました。

 

午前は「春の食養生」ということで、食養生の基本の考え方と、春という季節に合う食べ方、春に旬を迎える食材の性質と使いかた。

そしてその実践としての、春の昼ごはん。

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午後は、ご縁あってやってきた、

「鹿の脚一本」

を教材に、筋肉や関節のつくりを学んでから、実際に脚を解体しての解剖実習。

そしてこちらも軽く調理して味見、それぞれ持ち帰り。

 

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午前と午後で違う内容で、ごはんもあるし当日初めて対面する鹿肉もあるしで、実は前日、
「こら明日は大変や…大丈夫かな」
と思ってけっこう心配してたんですけど。

 

場所があって、お茶作って、あとちょっとしゃべるだけで、あとはみーんな、参加者のみなさんがどんどこどんどこ進めてくれて、


終わってみればあんなにみんなでワイワイしてもりもり食べたりしたのに、きちーんと片付いて、解散

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すごいんですよ。すごいの。

 

好きな時に座ったりお茶飲んだり、ゴリゴリ参加したり、本棚のぞいたり平気で冷蔵庫開けたり(笑)。


リラックスして好きなことできる。

 

そういう場所であり、場面である「ゆまにて」、できてるんや!


っていう、いやちょっとほんと、感動しました。


みなさん、ありがとうございます!
これ、今日来て下さった方だけでなくて、ゆまにてを見守ってるだけとかも含めて、ここ見て下さってる方全部。来たことないけど見てるだけもアリで。

 


そんなわけで、来月は5/21(日)10:00〜「肩から首にかけて」をやります。
こんどはごはんはないんですけど。


ごはんはまた、夏になったらやろうかな。
あ、その前に梅雨の養生やんないとですね!そうしよう。

ヨガ指導者のためのワークショップ!

来週から「ヨガと経絡」のワークショップをさせてもらう、近所の素敵なstudio monkさんでのワークショップ第2弾!

 

写真とタイトルだけでマニアックさがぶりぶりはみ出ちゃってますけど…

「土台骨と貴女とヨガ」

に、講師として呼んでいただきました。

 

 

6月25日(日)・7月23日(日)の2回にわたって、「前屈」と「後屈」について、骨から見ながら、実技をしつつ、

 

多分めっちゃ濃い〜ぃ3時間になる予感です。

http://studiomonkbymonk.tumblr.com/post/159511611284/土台骨と貴女とヨガ-ws-2days

studiomonkbymonk.tumblr.com

 

 

京女の素敵なヨガインストラクター、キノシタケイコさんと二人で、です。

ケイコさんのブログはこちら。

ameblo.jp

 

そもそもは、うちの近所の素敵な石窯レストラン&スタジオ、monkさんの、スタジオ主宰のえりなさんと、ケイコさんと私とでの雑談からとんとん拍子で進んでいった、そんな流れで始まりました。

 

monkさんはすごく素敵なお店で。

1階がレストラン、2階がスタジオです。

哲学の道に面して、2階のスタジオからは緑が、いまの季節は桜が満開に広がって、本当に素敵なところです。

restaurant-monk.com

 

寺子屋を地味に自作自演(??)してきましたが、今回はmonkさん(えりなさん)と、ケイコさんと外に出てのお仕事。

いろんなことを3人でああでもないこうでもないと熱く語りつつ、進んでいます。

 

ちょっとマニアックすぎて、誰にでも、という講座ではないのですが、ヨガを続けていらっしゃる方、指導者の方、よかったらぜひ。

4月の予定 お知らせ!

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4月です!新年度!

 

というわけで、すでに4日が過ぎましたが今月のお知らせです。

 

施術のご予約はネット予約か、お電話でどうぞ。

ネット予約  ゆまにて ゆに鍼灸院

電話 075-748-1983

 

ゴールデンウィークは通常営業(火曜定休、第2・第4日曜定休)です。

その前に「勝手にゴールデンウィーク」、24日(月)〜28日(金)をお休みとします。勝手しますがよろしくお願いします!

 

町家でA-yoga

ゆまにてから徒歩3分、築90年の集会所で行うA-yoga。

春は筋肉がこわばりやすい季節!動いてみませんか?

4/9(日)10:00〜 下南田町集会所にて

費用:4000円

詳細は以下のページでどうぞ。

町家でA-yoga vol.21

 

 

寺子屋ゆまにて

今月は「食養生スペシャル」!

午前は、季節の野菜と食養生

午後は、鹿の脚を使って関節のつくりを学ぶ!

残席わずかとなっています。詳細は以下のページでどうぞ。

 

humanite.hatenablog.com

 

 

町家でエス

ご好評いただいています、鍼灸エステの極楽コース。

今月は4/23(日)なのですが…

ご好評につき、満席となっています。

追加で開催できるようでしたらまたお知らせします!

 

ヨガと経絡

ヨガ指導者の方を対象に、東洋医学の基本的な考え方をお話しする会をさせていただくことになりました。

近所の、家族ぐるみでお付き合いしている石窯レストラン&ヨガスタジオ「monk」さんとの共同開催です。

 

『ヨガと経絡 〜ヨガ指導に使える東洋医学の考えかた〜』

「経絡」とは、東洋医学の考え方でからだの表面と内面をつなぐ「気・血・水の通り道」。経絡の上にいわゆる「ツボ」が並んでいます。
東洋医学の基本的な考えとともに、体を流れる「経絡」をアサナと組み合わせて学んでいきます。

内容:
・イントロダクション 東洋医学の基本的な考えかた 陰陽・五行(五臓
・14の経絡の流れとつながり
・季節に合わせた養生、生活の工夫

構成:
全5回
第1回は「イントロダクション」
第2回〜はそれぞれの経絡について性質や流れの部位を、実技を交え、アサナと関連づけて学びます。

日程:①受講必須 4/17 or 5/8(どちらか都合のつく方に参加してください)②6/5   ③7/3  ④8/7  ⑤9/4  

13:30~15:30

費用:全5回受講 ¥35.000-  単発受講 ¥8.000-(第一回目受講必須)

定員:10名程度

会場:Studio monk
606-8404 京都市 左京区 浄土寺下南田町155 monk2F

お問い合わせ・お申し込み:
hellostudiomonk@gmail.com まで。

タイトルに『ヨガと経絡申し込み』と記載の上、お名前、ご連絡先、5回受講コースor単発受講、第一回目受講日をお知らせください。

追って、お支払い先等の連絡させていただきます。

 

2周年を迎えました!

本日、4月4日しあわせの日をもちまして、ゆまにて ゆに鍼灸院は2周年を迎えました!

場所に惚れ込み、勢いで開業したのにここまでにしていただいて、ほんとうにみなさまのおかげです。

みなさまのおかげで、楽しく仕事をしています。ありがとうございます。

昨日、NHKで見た筋トレの番組がよかったので、似たようなことを寺子屋でやろうかな…とか、新しいことも考えています。

これからも、末永く店を続けようかな…と思っていますので、よろしくお願いします!

寺子屋ゆまにて「春の食養生スペシャルデー」のお知らせ!

こんにちは!

 

ブログの空白期間については……「やめてへんし!」ということで!

すみません。

 
 
月に一度行っている、4月の寺子屋のご案内です。
今回は食養生スペシャルということで、2部構成で食事を含む回とします。
開催日は4月16日(日)。 
※当日は施術のご予約をお取りすることができません。
 
 

第一部「食養生の基本と春の野菜」

4月16日(日) 10:00〜 
@ゆまにて ゆに鍼灸
費用:受講料3000円+食材実費(数百円と思われます)
定員:10名
 
東洋医学食養生の基本の考え方と、春の野菜の性質、食べ方を学びます。
 
食養生は、運動、睡眠と合わせてからだづくりの大きな柱の一つ。
その基本の考え方と、春の旬の野菜、食べ物の性質を学んで、春の体調を安定させる食事のとり方を学びます。
最後は春の食材を使った簡単なお昼ごはんを食べましょう。
 
 

第二部「解剖学を鹿の脚で学ぼう!」

4月16日(日)13:00〜15:00前後解散予定 
@ゆまにて ゆに鍼灸
費用:受講料2000円+鹿肉代実費
    (全部で最大15000円程度のものを、人数で割ります)
定員:10名
 
前半は人間の筋肉、関節のつくりなどについて講義で学びます。
その後、野生の鹿肉の脚をまるごと一本!解体してそのつくりを実際に見てみます。
そのあとは簡単に焼いて食べてみましょう。残りは分けてお持ち帰りいただきます。
 
第一部・第二部続けての受講の方は4500円とさせていただきます。
 
 
第二部は新しい試みで、どうなるのか正直ドキドキですが、やってみましょう!
どっちにしてもおいしく食べられるはず!
 
お申込みはinfo@humanitekyoto.comまでメールでどうぞ!
正直よくわかんないわ、という方はお問い合わせも同じ宛先へどうぞ。
 
 

三田寛子さんと岸田繁さん

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テレビ見る時間を減らした方がいいかなあ、と思いつつも、主にトーク番組が好きで、録画して見ているものがいくつかあります。

人がしゃべっているのが好きなんですね。

 

それで先日も「ミュージック ポートレイト」という番組に、くるり岸田繁さんが出ていて、その話しぶりを見ていたらいっぺんで大好きになってしまいました。

 

くるりについては、京都に縁のある方ということもあって、「なんとなく好きかもしれん」と思っていたし、聴いたことがある曲はだいたい好きやったけど、今回の番組を見て、なんやこれめっちゃ好きやわ〜!と思いました。

 

それから、けっこう前の録画で、中村芝翫さんの襲名に向けての三田寛子さんの密着取材を見て、これまた、大好きやなあ、と思いました。

 

お二人ともいい仕事をしていらして、たくさんの言葉を語っていらっしゃいましたが、そういう「具体的に形になっていること」よりもあいまいな、「雰囲気」としか言えないものを、私は好きになっているんやなと思いました。

 

「雰囲気」には何が現れているのか。

なんでこんなに、好きになったんかな、と考えてみて、

「まあ、理由はあれへんな」

という普通の結論になりました。

 

理由もなく人を好きやと思ったりいややと思ったりするのがお互いなのだから、それだったら自分の好きなようにしているのが、自分がいちばん機嫌よく、楽しくいられる方法だし、

 

岸田さんも三田さんも、人をリラックスさせたり明るい気持ちにさせたりする方だけど、それはそのことを狙っているのではなくて、自分らしいということをそのままやってる人だからそういうことになるんでしょう。

 

 

機嫌よく、楽しそうで、一生懸命な人を見ているのは楽しい。

しかもそういう進みかたをしているとその人自身も楽しい。

 

そんなふうに思うと、私もとにかく、まず自分が機嫌よくいられるように、そのことを大事に考えようと思った。

 

そのために、仕事の腕を上げ、勉強をし、人に来ていただいて、店を守る、そういう具体的なことは頑張る。

頑張ってるのは「しなければならない」からでなくて、自分が機嫌よくいるためやな、と思うと、なんか、楽しくなってもくる。

 

楽しそうにしている人は、多分人のためにそうしてるのじゃないんやろけど、見てる方としては「ありがとう」って気分になるものですね。

さういふ人に私もなりたい。

 

芝翫さん一家の舞台、よかったなあ。

思わず顔見世のチケットも取ってしまいました。

 

おみそ汁の話

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いずれ近いうちに、土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」については書こう、と思うのですが、取り急ぎおみそ汁の話を。

 

その本を読んでから、というか正確には今年の夏の「暮しの手帖」に載った、同じく土井先生の「汁飯香のはなし」から、おみそ汁をほぼ毎日作って食べています。

 

ものすごくざっくり言うと、ごはんと、具だくさんのおみそ汁と、お漬物でいいんじゃないか、という話なのですが、それだとどうしてもたんぱく質が足りなくなりがちなので、たんぱく質を含むおかず(と言っても納豆とか卵とかでいい)を足しています。

 

実は土井先生のお話で私にいちばんぐっときたのは、

「だしは取らなくていい」

というところでした。

 

だしをまとめてとっては、冷蔵庫さに入れたとしても使い切らずにもやもやが浮いてきたりしていやな気持ちになって、おみそ汁に「挫折」してきました。

土井先生の記事を読んで、だしじゃこを具と一緒に水から煮て、その都度作ることにしました。

それでいっぺんに、「毎日一人分のおみそ汁」ができるようになりました。

これまではおかずを作って、おかずとごはんで終わり、だったのですが、汁物があると満足感がすごくありますね。

 

 

「かんたんごはん」的な企画はどこにでもあふれていて、私もいくつも本を買ったりネットで読んだりして試してみてはやっぱり挫折、みたいなことになっていた時期もあったのですが、今回すごくしっくりきました。

 

しっくりくるのが「作りおき」な人や「重ね蒸し」な人(これはこれからしまくるけど)、いろいろあると思いますが、結局、

どうして、どの部分ができないのか

その理由・原因は何なのか

自分が苦手な部分はどこなのか

がはっきりしないと解決はしない、ということです。

ここをはっきりしないで何かを解決、するわけない。

めっちゃ普通のことなのに、どうもできていないことって多いようです。

 

「私とおみそ汁」の場合は、

・作りおきをしたものが傷むのを見るのがつらい

・大きい洗い物(鍋とかまな板とか)が苦手

の2点に尽きました。

この2点である!というところにたどり着くまでにいろいろ試行錯誤があっての結果です。

でも根っこをつかんだ感じがあって、そうなるとこの2点「だけ」を押さえれば他はクリアできます。

 

 

根っこまで掘り進む、にあたって、自分以外の視点がすごく役に立ちます。

だから本を読んだり、人に相談したりするのが有効なんです。

 

 

今回のことについての私の解決方法は、

・おみそ汁の具はまとめて切っておく(冷蔵、冷凍)

・おみそ汁用に小さなミルクパンを使う

・だしは取り置きしないでそのつどだしじゃこを入れて作る

で、すべてカバーされました。

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おみそ汁の話、ですけれど、けっこう大きな変化だったので、また習慣で「なんで」「どうして」を掘り進んでいったら、けっこう大事なことだったのでお伝えしたくなりました。

朝、汁物を体に入れるとあったまるし、いいスタート切れますよー。

真田丸といつものおみそ汁

 

真田丸」をずっと楽しみに見ています。

ヴァイオリンのソロのオープニングでいきなり始まるのが毎回だったのに、昨日は有働さんのナレーションで始まって、オープニングのテーマを最後にもってくるという構成。

ストーリーには何の関係もないし「順番を変えただけ」なんだけど、すごく緊張感が高まったし、いつもなんとなく流して見ていたオープニング映像もここにきて効いてくるというかっこよさでした。

 

1月から毎週たんたんとやってきた「いつもどおり」があるから、このぐっとくる感じがあるんだなあ、と思うと、「いつもどおり」めっちゃ大事やなと思います。

 

お休みとか余暇にどうも、派手なレジャーや大きな買い物なんかを求めてしまいがち…というかほんとはそんなことないのにそれを煽りがち、なのが経済的には正しいとされがちなんだけど、そういうのやっぱりもったいないなと思う。

 

いつも派手なことを求めているとどんどんエスカレートするし、そのエスカレートしている状態を維持するためにすごくエネルギーもコストもかかる。

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「晴れの日と褻の日」のことはよく言われるけど、昔、といっても数十年とか百数十年くらいのちょっとした昔の「褻の日」といったら、今からすれば「つらい」レベルのことも多かったんだろうと思う。家が寒いとか服が粗末とか食べ物が質素とか。

 

それから考えれば、現代の「褻の日」って言ったってつらいことやがまんするようなことは何もないし、楽しもうと思えば毎日をごく普通に楽しめる。

要は自分の主観なんですよね。

 

最近、いろいろの日程の都合で「晴れの日」が続いてしまい、楽しいんだけどなんだかくたびれるしなんてお金がかかるんだと自営業者的につらい気持ちにもなってきたところで、そんなことを考えました。

私の毎日の仕事はそれだけで楽しいことなので、こんなありがたいことはないなと改めて思ってます。

 

とはいえ今月はこれからもまだ東京出張や研修で出かけることが多くてご迷惑をおかけしますが、予約サイトなんかからご確認いただいて、ご予約お待ちしていますー。

寒くて気分が下がってきちゃったなんて方も、あったかくしてお待ちしておりますよー。

 

最後にちょっとだけおまけ、晴れの日の「浜名湖のうな重」。

おいしかったー。年に1度でいいけども!(でも前日も餃子だった)

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