こんにちは!
ブログの空白期間については……「やめてへんし!」ということで!
すみません。
こんにちは!
ブログの空白期間については……「やめてへんし!」ということで!
すみません。
テレビ見る時間を減らした方がいいかなあ、と思いつつも、主にトーク番組が好きで、録画して見ているものがいくつかあります。
人がしゃべっているのが好きなんですね。
それで先日も「ミュージック ポートレイト」という番組に、くるりの岸田繁さんが出ていて、その話しぶりを見ていたらいっぺんで大好きになってしまいました。
くるりについては、京都に縁のある方ということもあって、「なんとなく好きかもしれん」と思っていたし、聴いたことがある曲はだいたい好きやったけど、今回の番組を見て、なんやこれめっちゃ好きやわ〜!と思いました。
それから、けっこう前の録画で、中村芝翫さんの襲名に向けての三田寛子さんの密着取材を見て、これまた、大好きやなあ、と思いました。
お二人ともいい仕事をしていらして、たくさんの言葉を語っていらっしゃいましたが、そういう「具体的に形になっていること」よりもあいまいな、「雰囲気」としか言えないものを、私は好きになっているんやなと思いました。
「雰囲気」には何が現れているのか。
なんでこんなに、好きになったんかな、と考えてみて、
「まあ、理由はあれへんな」
という普通の結論になりました。
理由もなく人を好きやと思ったりいややと思ったりするのがお互いなのだから、それだったら自分の好きなようにしているのが、自分がいちばん機嫌よく、楽しくいられる方法だし、
岸田さんも三田さんも、人をリラックスさせたり明るい気持ちにさせたりする方だけど、それはそのことを狙っているのではなくて、自分らしいということをそのままやってる人だからそういうことになるんでしょう。
機嫌よく、楽しそうで、一生懸命な人を見ているのは楽しい。
しかもそういう進みかたをしているとその人自身も楽しい。
そんなふうに思うと、私もとにかく、まず自分が機嫌よくいられるように、そのことを大事に考えようと思った。
そのために、仕事の腕を上げ、勉強をし、人に来ていただいて、店を守る、そういう具体的なことは頑張る。
頑張ってるのは「しなければならない」からでなくて、自分が機嫌よくいるためやな、と思うと、なんか、楽しくなってもくる。
楽しそうにしている人は、多分人のためにそうしてるのじゃないんやろけど、見てる方としては「ありがとう」って気分になるものですね。
さういふ人に私もなりたい。
芝翫さん一家の舞台、よかったなあ。
思わず顔見世のチケットも取ってしまいました。
いずれ近いうちに、土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」については書こう、と思うのですが、取り急ぎおみそ汁の話を。
その本を読んでから、というか正確には今年の夏の「暮しの手帖」に載った、同じく土井先生の「汁飯香のはなし」から、おみそ汁をほぼ毎日作って食べています。
ものすごくざっくり言うと、ごはんと、具だくさんのおみそ汁と、お漬物でいいんじゃないか、という話なのですが、それだとどうしてもたんぱく質が足りなくなりがちなので、たんぱく質を含むおかず(と言っても納豆とか卵とかでいい)を足しています。
実は土井先生のお話で私にいちばんぐっときたのは、
「だしは取らなくていい」
というところでした。
だしをまとめてとっては、冷蔵庫さに入れたとしても使い切らずにもやもやが浮いてきたりしていやな気持ちになって、おみそ汁に「挫折」してきました。
土井先生の記事を読んで、だしじゃこを具と一緒に水から煮て、その都度作ることにしました。
それでいっぺんに、「毎日一人分のおみそ汁」ができるようになりました。
これまではおかずを作って、おかずとごはんで終わり、だったのですが、汁物があると満足感がすごくありますね。
「かんたんごはん」的な企画はどこにでもあふれていて、私もいくつも本を買ったりネットで読んだりして試してみてはやっぱり挫折、みたいなことになっていた時期もあったのですが、今回すごくしっくりきました。
しっくりくるのが「作りおき」な人や「重ね蒸し」な人(これはこれからしまくるけど)、いろいろあると思いますが、結局、
どうして、どの部分ができないのか
その理由・原因は何なのか
自分が苦手な部分はどこなのか
がはっきりしないと解決はしない、ということです。
ここをはっきりしないで何かを解決、するわけない。
めっちゃ普通のことなのに、どうもできていないことって多いようです。
「私とおみそ汁」の場合は、
・作りおきをしたものが傷むのを見るのがつらい
・大きい洗い物(鍋とかまな板とか)が苦手
の2点に尽きました。
この2点である!というところにたどり着くまでにいろいろ試行錯誤があっての結果です。
でも根っこをつかんだ感じがあって、そうなるとこの2点「だけ」を押さえれば他はクリアできます。
根っこまで掘り進む、にあたって、自分以外の視点がすごく役に立ちます。
だから本を読んだり、人に相談したりするのが有効なんです。
今回のことについての私の解決方法は、
・おみそ汁の具はまとめて切っておく(冷蔵、冷凍)
・おみそ汁用に小さなミルクパンを使う
・だしは取り置きしないでそのつどだしじゃこを入れて作る
で、すべてカバーされました。
おみそ汁の話、ですけれど、けっこう大きな変化だったので、また習慣で「なんで」「どうして」を掘り進んでいったら、けっこう大事なことだったのでお伝えしたくなりました。
朝、汁物を体に入れるとあったまるし、いいスタート切れますよー。
「真田丸」をずっと楽しみに見ています。
ヴァイオリンのソロのオープニングでいきなり始まるのが毎回だったのに、昨日は有働さんのナレーションで始まって、オープニングのテーマを最後にもってくるという構成。
ストーリーには何の関係もないし「順番を変えただけ」なんだけど、すごく緊張感が高まったし、いつもなんとなく流して見ていたオープニング映像もここにきて効いてくるというかっこよさでした。
1月から毎週たんたんとやってきた「いつもどおり」があるから、このぐっとくる感じがあるんだなあ、と思うと、「いつもどおり」めっちゃ大事やなと思います。
お休みとか余暇にどうも、派手なレジャーや大きな買い物なんかを求めてしまいがち…というかほんとはそんなことないのにそれを煽りがち、なのが経済的には正しいとされがちなんだけど、そういうのやっぱりもったいないなと思う。
いつも派手なことを求めているとどんどんエスカレートするし、そのエスカレートしている状態を維持するためにすごくエネルギーもコストもかかる。
「晴れの日と褻の日」のことはよく言われるけど、昔、といっても数十年とか百数十年くらいのちょっとした昔の「褻の日」といったら、今からすれば「つらい」レベルのことも多かったんだろうと思う。家が寒いとか服が粗末とか食べ物が質素とか。
それから考えれば、現代の「褻の日」って言ったってつらいことやがまんするようなことは何もないし、楽しもうと思えば毎日をごく普通に楽しめる。
要は自分の主観なんですよね。
最近、いろいろの日程の都合で「晴れの日」が続いてしまい、楽しいんだけどなんだかくたびれるしなんてお金がかかるんだと自営業者的につらい気持ちにもなってきたところで、そんなことを考えました。
私の毎日の仕事はそれだけで楽しいことなので、こんなありがたいことはないなと改めて思ってます。
とはいえ今月はこれからもまだ東京出張や研修で出かけることが多くてご迷惑をおかけしますが、予約サイトなんかからご確認いただいて、ご予約お待ちしていますー。
寒くて気分が下がってきちゃったなんて方も、あったかくしてお待ちしておりますよー。
最後にちょっとだけおまけ、晴れの日の「浜名湖のうな重」。
おいしかったー。年に1度でいいけども!(でも前日も餃子だった)
昨日から、ゆまにてではペレットストーブに点火、石油ストーブも使い始めました。
今年は暖かくしてみなさんをお迎えできそうかな。
すべてのお問い合わせ、お申し込みは、
info@humanitekyoto.com
075-748-1983
までどうぞ!
施術のご予約はこちらのネットサイトからもどうぞ。
空き時間を見ることができます。
11月から12月にかけては、東京出張、研修のために臨時休診があります。この秋は多いですね、すみません。予約サイトでは「予約不可」となっています。
定休日: 毎週火曜、第2・第4日曜
臨時休診: 5日(土)6日(日)
13日(日)〜15日(火)
21日(月)
12月5日(月)・19日(月)
なお、年末休暇は特にありません。今年も大晦日まで営業します。
年始休暇をいただきます。
看板に偽りあり!ですが、最近は町家ゆまにてではなく、近所の「下南田町集会所」で行っています。こちらも築90年の趣のある建物です。
11月は19日(土)10:00〜となります。
facebookページにもイベントとして作ってあります。
こちらは特にタイトル決まっていないのですが、店主が10年来でお世話になっているエステティシャンが、ゆまにてに来てくれます。
エステだけのご予約でも、鍼灸→エステのコースでも。
「極楽コース」と評判です。
11月は3日(木・祝)(満席)、11日(金)、20日(日)となります。
ご希望の日程でお問い合わせください。
今月から、「継続クラス」と「入門編」がそれぞれ月1度ずつ開催となります。
継続クラスは、「入門編」が終わられた方が主な対象ですが、毎回テーマが変わるので、初めての方でも来ていただいて大丈夫なようにもしていきます。入門編が終わられた方の方がより深く楽しめるということです。
11月は11月20日(日)10:00〜『背骨についてとラジオ体操』です。
背骨は何個の骨からできているの?
どんなふうに動くの?
ということから、実際に動かしてみることで、背骨が楽な動き方を探していきます。
後半はラジオ体操を「正しく」やります。
寺子屋初めて、という方にもわかりやすく聴いていただけます。
入門編は11月26日(土)10:00〜 第2回です。
10月から開講していますが、半年ごとに繰り返し開講しますので、今期第2回から受講して、2017年前期に第1回を受けることもできます。
お久しぶりになりました。
10月は体調が「まあまあ」ぐらいかたまに「わろし(良くない)」ぐらいをいったりきたりしてしまって、毎日ご予約の施術をしっかりやるので精一杯、新しい企画とか、文章を書いて外に出すということが全然できませんでした。
ずっと自分のことだけを見ていたみたいな1ヶ月でした。
発信をあまりできずに、本を読んだり人の話を聴いたり、「入れる」「取り込む」が多かったです。
そういう時もある、ということで、またしゃべりたくなったのでしれっと再開していきますね。やめてへんし!
仕事はしっかりさせてもらって、月末は立て続けに石垣島、飛騨高山と旅行になりました。めったに予定の合わない友人との旅行と、紅葉のタイミングに合わせてということで、南へ北へ、海から山へといったりきたり。
だいぶ自律神経が試されましたが、いい時間でした。
場所を変える、ということはとっても大事だな、と感じました。
一度場所を変えて、キャッシュを強制クリアにする。
仕事を再開して最初にやったことは「やることリスト」でした。いいリストができたみたい。
さて表題の話です。
NHKのあさイチのトークコーナーにリリー・フランキーさんが出ていて、いつものひょうひょうとした調子でお話をされていたのですが、部屋を片付けるとかどうのこうのの話の中で、
「断捨離とかっていうけど、片付けすぎちゃうものどうなんでしょうね。
そこにある『思い』とか、なくていいの?そんなスクエアでいいの?とか思っちゃう」
というようなことを(言葉遣いなど正確じゃないですが)言っていらして、
おお、そうですよね!
と思いました。なかなかこれを言う人少ないので。
最近は片付けとかミニマリズムとか、流行っていて、とにかくモノを減らすことが素晴らしい、みたいなことが流行っています。
「いらないものを持たない」ということはすごくいいことだと思いますが、「とにかく減らす」ことは、それとは違うことだと思います。
持っていたい、と思うなら持っていてもいいよねえ。
私が「たくさん」持っているモノといえば、本とうつわですが、やっぱりこの2つは「減らす」こととは全然つながりません。持っていたい。
機能だけなら、たしかに数冊の本と数枚の器だけでいいのかもしれないけど。
この本を読みたい気分の私、この器を使って食べたい私、という面がある。そう思ううちは持っていようと思っています。
決して、旅先でカレー皿2枚も買った言い訳じゃないですから!!