ごはん周りのことはみなさん関心が高いみたいで、私も好きだけどまだまだできるようになりたいところなので、その辺のことシェアしていこうと思います。
手始めに料理本のことを。
私は料理本、実家に住んでいて食事を母に丸投げしていた時から好きでいろいろ持っていたのですが、というか中学生くらいから「オレンジページ」とか読んでいたのですが、実際自分で食事をしたくするようになってからは、いくつかのブームを経て、
「現実味」
というところで線引きしてあらかた処分してしまいました。
具体的に言うと、
・仕事しながらで手の込んだものを作る力量はない(しかも自分ブラック企業だった)
・常備菜は作っても食べるのが追いつかない・飽きる
・調味料や保存食を手作りする習慣は今はない
というあたりです。
でも、その中でもずっと好きで、「いつかは」と憧れているのが、高山なおみさんです。
このシリーズはビニールカバーのかかった製本で、好きで、いつかこういう生活になれたらなあ、と思ってたりはしますが、しばらくはまあ、なさそうです。
そんなに難しいものでもないと思うのですが。
「現実味」というところでいちばん近くにあるのは「チクタク食卓」です。
上下巻で、高山さんちの実際のごはんの様子が1年間、写真とメモで記録されています。
高山さんの旦那さんは持病がおありで、そういうところを考慮した食事であること。
朝ごはんは食べたり食べなかったり。
「いついつの残り物」みたいなのがあって流れが見える。
「買って来た餃子」とかも出てくるリアリティ。
人のごはんの記録は旧クウネルの連載の中でも好きなものだったりしたので、ただ見ているだけでも楽しいです。
それから、高山なおみさんについては文章も好きで、日記はすべてそろえて、数回の引っ越しでも全部処分しないで連れてきました。
いちど終わって、番外編が数冊出て、こんど「帰ってきた」で、15冊くらいあるかしら。
日々ごはんというタイトルだけど、食べたものだけでなくて高山さんの日々の生活が綴られています。
その感じが、飲み過ぎたり、泣いたり怒ったり、とにかくよく眠るようにしていたり、たまに鍼灸に行ったり、旦那さんと走ったり、こういう感じいいなあ、という私のひとつの理想でもあります。
がんばりすぎてない、いつもかっこよくはなくていい、そういうのが、いいなって。
日記ものはあと2つ、よしもとばななさんのと、いしいしんじさんのが好きです。
特によしもとばななさんのはずっと10年追いかけていて、どれだけ自分の人生に影響受けたか知れないです。ひとことでは言えない。
もりだくさんすぎ―yoshimotobanana.com 2010 (新潮文庫)
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いしいしんじさんについては、京都日記を読んでどうしても京都に帰りたくなって帰ってきてしまったといういきさつです(もちろんそれだけじゃないけど)。
なんだかごはん周りだけじゃなくなってきましたけど、今日はこんなところで。
うちに全部ありますから、興味のある方はどうぞ!