ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

富士山に登ってきました🗻

富士登山してきました。

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私は、今年小1の息子を産む前は6年連続パートナー(以下「隊長」)と登って、5回登頂。

(ちなみに登頂できなかった年は1ヶ月前までに2本親知らずを抜歯していて高山病になった)

そして6回のうち5回は雨。

 

今年は息子を産んで以来なので7年ぶりに、息子と隊長を含む6人パーティで登りました。

私たちが行った日はお天気もよく、暑かったけどタイミングがよかった。(翌日から暴風)

 

山小屋に泊まって、翌朝早朝から山頂アタックしましたが、息子は9合目を過ぎたところでリタイア。私と2人で下山。隊長と他のメンバーは登頂。

私はまあ余力があったけど、登頂はまた来年以降におあずけとなりました。

 

子どもの体調を見ながら、励ましながら、最後尾からパーティ全体を見つつの登山、新鮮だったし楽しかった。

自分はこういう「リーダーじゃなく主役でもなく、それをサポートしながらチームの中にいる」っていうのが本当に好きなんだなと思った。

スポーツ現場だけじゃなくて、以前働いていた学校の解剖実習で中国に行った時も、現地のコーディネーターさんに「あなたがいると全体がスムーズです」と言われたことがあって、自分のそういう好みや技能に気づいたな。

 

私が妊娠して、男児だとわかったその時に「何歳になったら富士山登れるかな…」と言っていたほど楽しみにしていた隊長の念願も叶い、息子は年上の従兄弟が登頂して悔しさも味わい、いい夏休みの1コマになりました。

 

今年から富士宮ルートからも入山料が値上げとなり(4000円)、山に入る人が減ったらしい。個人的にはもうちょっと取ってもいいのではぐらい、整備とサポートをしてくださっている方には感謝があります。

私はこの7年登っていないし、その前は混み始める前に登っていたので比較はできないけど、確かにそれほど混雑しているとは思わなかった。富士山で混雑するのはおそらく山梨側から、ご来光を見るための深夜の行列だと思う。静岡側から、夜が明けてから登っているからそんなに混雑しなかったという理由はあると思います。

 

思ったほど、噂の「無茶な軽装で登るインバウンドさん」を目撃しなかった(探してたぐらいだったのに)。

だけどやっぱり、富士山は厳しい山で、一回登ってみたいわ〜で全く未経験で行くようなところではないなというのは改めて感じました。

今回はお天気が良かったけど、雨の体験も何度もしている私としては、装備がしょぼいと本当に命に関わるし、今回はほんとに運も味方してくれたなと思っています。息子についてはある程度予算をかけて装備を準備して、全てを使うことはなかったけどそれはそれで良かったと思います。

 

 

以下、細かすぎるメモ。

 

【旅程】

 4つのルートのうち富士宮ルートから。

 関西からのアクセスがしやすく、5合目までバスで入ってそこから登る。

 山梨側の吉田ルートよりは混雑していない。

 距離としては他の3つよりも短いが、その分上りが急ではある。

 

◉1日目:京都→富士山 山小屋泊

 6時に京都を車で出発。車中でパンなど軽く食べて、トイレ休憩のみで進む。

 10時過ぎに富士宮市着、ラーメン屋さんでブランチ。

 11:30 前泊していた同行者(甥っ子と友達親子)と合流、出発。

 13:00 水ヶ塚駐車場からシャトルバス乗車

 13:47 5合目から登山開始

 17:06 山小屋着

 20:00 就寝→4:00起床

 

◉2日目:山小屋→頂上アタック→下山→富士宮市

 4:00 起床 荷物整理・朝食

 5:00 出発

 7:30 9合目 その後息子が体調不良を訴え折り返し

 10:50 7合目 息子昼寝

 11:40 7合目出発

 13:55 6合目着 同行者がおりてくるのを待つ

  中略

 16:00 5合目から水ヶ塚行きのバス乗車

 

 

【事前準備】

・日程が決まったら、山小屋の予約と後泊のホテルの予約。

 今回は子どももいるので、後泊もして日程に余裕を持たせた。実際に、下山にも時間がかかって5合目への帰着が夕方になってしまったので、日程としては正解だった。

 

・今年から、静岡側からの登山も入山料の徴収がはじまり(いいぞ!)、スマホアプリでの登録・事前の決済を済ませて、5合目の登山口でQRコードを提示する必要がある。

 このアプリは地図や気候なども参照できるようになっているし、通知をオンにしておくと注意すべき気候条件のときは知らせてくれたりして、運営してくれている人たち、ありがたい!

 

・念の為、グループで登山保険もかけた。

ワンタイムやまの保険onetime-ins.com

 

・服装・道具などは我が家は一通り揃えたけど、同行者は一式レンタルしていた。

 こちらはホテルで受け取り・返却ができたので配送してもらわなくて済んで、楽ちん。

富士登山用品レンタルの山岳同盟 富士山富士宮ルート Mt. Fuji climbing supply rental Fujinomiya Root "Sangaku Doumei"sangaku-doumei.jp

 

 

【服装・道具】

・今回はお天気が良くて全国的に暑い日だったのでそこまで寒くなかったけれど、富士山は天候が荒れることもあるし、気温が下がったり、両方重なって雨で寒いとなると命に関わるので、装備は本気のやつ。

 

・とはいえ5合目の上り始めは25℃くらいあるので、前半はお天気がよければ半袖。溶岩ごつごつの山なので、スキルに絶対の自信がなければ下は長ズボンと、足首から砂利が入らない工夫(ハイカットシューズか、ゲイター)がいい。

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・7-8合目あたりからはいよいよ溶岩ごつごつなので、手袋(晴れていれば軍手、雨なら雨用のもの)必須。

 

・2日目はご来光を頂上で見るなら夜中、そうでなくても早朝出発で気温が低めなので暖かめの服装。息子はニット帽からネックウォーマーまでしていてそれはやり過ぎだとは思ったけど特に「暑い!」とはならなかった。

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・私は例によってvivobarefootのシューズ(山用)で行った。去年の赤岳に続いて、岩がごつごつの山だったけど、特に問題は感じなかった。(ちなみにコレ

 一般的なおすすめに比べてソールも薄いし柔らかいから、勢いよく足をつくと(特に下り)「痛!」ってなるのかもしれない。だけど、私は慣れもあって、そういう歩き方をしないし、目と、足の裏の感覚で足のつき方を変えるような歩き方になってきているかも。

 以前のシューズに比べて、疲れ方が変わったと感じる。膝が!とか1か所の痛みじゃなく、脚全体がじんわり疲れるような疲れ方になった。

 

 

【体調・補給】

・5合目は25℃、私たちが到達した9合目は20℃前後、頂上は15℃ほどあったそうで、富士山としては気温も高く、汗もかくので給水には気を使った。

 水は1.5リットル持って行ったけれど、結局山小屋で500mlのペットボトルを買って一気飲みしたので(500円のカルピス)、やっぱり2リットルは必要かも。

 体力に物を言わせて自分で背負って行くか、経済力に物を言わせて買うか。

 

・エネルギー切れもしんどいので、行動食としてチョコレートと柿の種を持って言ったけど、チョコレートは溶けてて初日は食べられず。プロテインバーとkクリーム玄米ブランみたいなやつにしたらよかったなと反省。

クリーム玄米ブランは、アサヒグループの製品で、食事の時間が移動中とかだった週休0日激務時代、アサヒ飲料チャレンジャーズで働いていたこともあってほんと主食みたいに食べていたので頼りにはしているけど食べるたびになんか疲れるという不思議な食べ物です(マジでどうでも情報)

 

・7合目の山小屋泊で、息子たちもいてゆっくりペースだったこともあって、1日目はそれほどの疲れはなし。

 だけど一晩寝ているあいだに高地の影響がじわじわきていた感じはあった。一度夜中に目を覚ましたらずいぶん体が重く感じて「大丈夫かコレ」と思った。朝起きると少しましにはなっていたので初日の疲れもあったのだろうけど、朝は頭重感があり、食欲もいまいち。子どもたちも、一晩寝てからの方がしんどそうだった。

 これは寝ている間に呼吸数が減ってしんどくなるからだそうで、出発して少し動いてからの方が楽にはなっていった。

 

・私は2日目、動き出してからはそこそこ元気で最後まで余裕があったけれど、7歳の息子は9合目を過ぎて頭痛や吐き気を感じていたようす。3400m過ぎたあたりでごく冷静に「もうここまでにする」と申告してきて、すごいなと思った。

 ノリで「母ちゃんやっぱり上まで行きたいな〜!頑張っちゃわない?!」とか言ってみたけど再度冷静に「息子氏は今年はここまでにする。」と返されて、あっスミマセンってなりました。

 息子は7合目で20分ほど昼寝したあとめきめきと体力を回復して、6合目ではめっちゃうるさくなっていたしカップラーメンを食べたりしていたので、典型的な高山病だったと思われる。

 

・一緒に行った小4の甥っ子とお友達は登頂。甥っ子はサッカーをやっていて体力もあるタイプ、お友達はそれほどスポーツタイプではないけど、登頂したい!と気力でじっくり登ったみたい。登頂時間には1時間くらい差があった。

 隊長は体力が異常なタイプの社畜なのでもちろん大丈夫だった。

 

・私は息子に付き添っていたので2日目の行動時間が合計でも8時間程度だったと思われ、間に息子が昼寝した時間や6合目での待ち時間もあったために余裕があった。

 しかし隊長と小4コンビ、特にじっくり登ったお友達は行動時間が10時間を超えたかも知れず、隊長はその辺りを危惧していた様子。4時起きしてからの行動時間があまりに長くなると、行程の長さだけでなくその時間の長さでしんどくなってくる可能性を考えていたそう。私はその視点では見ていなかったので気をつけようと思った。