ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

梅雨と地震と 場所を変えよう

 f:id:anyuni:20180619122413j:image

梅雨ですね〜。

 

っていうかその前に「暑い」とか、「でも朝晩肌寒い」とか来て、もうなんかしんどい〜、ってなってるところに満を持して梅雨が来て、しかも「梅雨寒」ってなんだっけ?ってぐらい暑くて、平たく言うと熱帯?みたいになっているのが関西。

天気予報見ていると、東京の方は「梅雨寒」みたいで、関東と関西でこんなに違うのも珍しいんじゃないかなと感じています。横浜に住んでたときでも京都とこんなに差がなかったと思うのですが。

 

 

さて、梅雨の過ごし方については以前の記事にまとめてあるので参考になさってください!と豪快に手を抜きまして。

humanite.hatenablog.com

 

 

昨日、大阪を中心にけっこう大きな地震がありました。

大阪を中心にした近畿地方の、私のようなおばはん以上の年齢層は、阪神・淡路大震災のことを鮮明に覚えています。私は高校生でした。

やっぱり昨日ほどの揺れになると、瞬時にその時のことを思い出して、みんな脳の奥底にしまわれていた怖い記憶がいっきに蘇ったんじゃないかな。

 

そして梅雨という気候。

上記の記事にもあるように、「なんかくよくよしてしまう」天気なんです。

そう、くよくよしちゃうの、湿気のせいもありますよ!

(もちろん、体質で湿気が多いとつねづねくよくよしてしまう)

 

くよくよ、ってどういうの?と考えてみると、「考えてもしょうがないことを何回も何回も考えてしまう」とか「行動に移せばすぐ済むのに同じことを考えているだけ」とか、そういう感じ。

 

それに、昨日の地震で「怖い!」という思いをして気力が弱っている。

 

しかも、テレビは「大阪で震度6弱」とでかでかとしたフレームをつけて、ずっと同じ情報をくりかえしくりかえし報道している。これも「何回も同じことを」って、湿気のくよくよとシンクロしますよね。

 

私も昨日、小さな子とふたり、テレビから流れる緊迫した雰囲気をずーっと浴びていたら、本当に不安になってきました。

 

 

正しい情報を得ることは大切だけど、今回の地震みたいな状況だと、一通り情報を得たらずっとテレビにはりつく必要はないわけで、「備えをする」「避難の手順を考える」などの行動に移った方がよっぽど落ち着きます。

 

それから、「場所を変える」「人に会う」も有効だなと感じました。

同じ空間にいて同じ情報を受け続けていて、しかも湿気た空間だったりすると(梅雨)、同じところをぐるぐるしてしまいがち。

そこで、場所を変えて、人に会って自分以外の考えと交流することで、「ぐるぐる」をかき回すことができます。

 

 

梅雨も地震も、根本的にはどうすることもできないけれど、少しアクションを起こして、気持ちだけでも落ち着かせておきたいですね。

と、自分にも言い聞かせている今日です!