「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。
「歩く」の、いい運動ですよ。
「移動」じゃなくて「散歩」だとなおよし。
運動として勧められることも多い「ウォーキング」。
運動には種類があって、それぞれの目的に合わせた方が効果が高いです。
では「歩く」ってどんな運動でしょうか。
まず、下半身を中心に使いますね。体重を支えて前に進む動きですから、主に下肢(腰から下)の筋肉を使います。
そして、あまり激しい運動ではないので、長く続けることができます。
坂道や山道を登るのでなければ「きつい」ということは少ないので、筋肉を増やしたり筋力をつけたりするのには向きませんが、何かを長く続ける力=持久力を鍛える役に立ちます。
そしてそれよりも、「からだ全体をほどよく血が・気がめぐる」のにいい運動です。
日常生活で、事務作業などじっとしている時間が長い人は、歩くだけで体のなかにいい「流れ」ができます。
特に、パソコンや携帯電話を使うことが多い人は、「頭」「目」にエネルギーを集中させていますから、歩くことで足にもエネルギーを運んであげると、それだけで上がっていたエネルギーがちょうどよく下がって、すっきりします。
できたら、リラックスした「散歩」だとよりいいですね。
出勤や、仕事中の「移動」だと、結局いろいろ考えていて頭がいっぱい!なんてこともありますから。