「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。
「夜に寝る」のが大事。
昼間に寝るのは、夜寝るのの代わりにはなりません。
睡眠をとることは、他に代わりの効かない大事な休養。
そして中でも、「夜に眠る」ことがとても大切なんです。
人は朝明るくなると活発に動けるように反応するようにできています。
疲労を回復し、体のいろいろな組織を修復する成長ホルモンは、深く質のいい睡眠のときにしっかりと出てくれますが、昼間の明るい時間に深い眠りを作るのは難しいものです。
東洋医学の考え方でも、
日の出ている時間は「陽の時間」、活動してエネルギーを発散する時間。
日が沈んだ後は「陰の時間」、陰の要素、「形のあるもの」を修復する時間とされています。
休むべき時間でない昼間に、質の高い休息を取るのは効率がよくないんです。
夜は寝る時間、としっかり意識して、朝、昼間の時間を有効に使いましょう。
また、社会のたいていの活動は朝始まるわけですから、そこをずらさないようにするには、夜眠った方がスムーズですね。
(夜勤のある人は大変です!そもそも、夜に動いていることには負荷が余分にかかっているととらえて、休息を多めに、できるだけ昼間でも暗くして休みましょう)