「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。
「食べすぎる」こと自体が、からだの負荷になっています。
からだだけでなく、気持ちも疲れます。
食べすぎて、摂るエネルギー量が消費するエネルギー量を超えていると、太ります。
太りすぎていていいことは何もないわけですが、それ以前に、「食べすぎている」こと自体も、体に負荷を与えています。
食べたものを消化する、ということはすごくエネルギーのいることで、それ自体で体が疲れます。
東洋医学の考え方では、食べ物から栄養を取り出すのは「脾(ひ)」という臓腑の役割ですが、「脾」は「思」という感情も担当しています。
なので、「脾」が疲れると、「思い悩む」「くよくよする」「考えがまとまらない」などの、気持ちの問題も起こってきます。
食べすぎが続くと脾=おなかが疲れてきて、「ちゃんと食べられているか」ということを感じる力が弱り、ますます、食べるべき適切な量がわからなくなります。
そして食べすぎてしまう。
そしてますます、量がわからなくなって、「食べすぎた…」と「くよくよしてしまう」。
なんだか食べすぎてしまう、というときは、一度踏みとどまって、食べるのを控える。
そうすると考えがしっかりまとまって、ブレーキがききやすくなりますよ。