先日、東京・町田のヨガスタジオRipplesさんで、「土台骨とあなたとヨガ」というワークショップの講師をさせていただきました。
ヨガ講師のキノシタケイコさんと一緒です。
朝から3コマ6時間のワークショップでしたが、楽しかったです〜。
記念撮影もほんと、楽しそうだな!
ヨガの中でも体を使う部分、いわゆるポーズ(アサナ、といいます)をするということでは、体のつくりを理解している、ということがすごく助けになると思います。
(回りくどい言い方ですけど、ヨガってただ体を動かすだけじゃなくて、精神まで含めた生き方、みたいなものだと思ってるので…長くなるからこのへんで)
今回は特に、「骨」ということに注目してみんなで学びました。
骨格模型はないスタジオだったので(っていうかそれが普通よね…)、京都から上肢と下肢を宅配しました。
たとえば手の甲、足の甲、って言いますよね。
手の甲、足の甲って、亀の甲羅みたいな、一つのぺらんとした骨だと思ってませんか?
いま、少し触ってみてください。
指につながった、5本の骨があるのがわかると思います。
そんなふうに、「ここにこんな骨あったの?!」っていう部分、体の中にたくさんあります。
背骨は何個あると思いますか?
なんと、合計24個もあるんですよ。
人づてに、トップアスリートでも背骨を「5個」だと思ってた選手がいる、という話を聞きました。
反対に、ダンスをされている方に尋ねてみたら、「40個くらい?」というお答え。
これ、面白いなと思いました。
背骨が40個ある、と思ってたら、それだけ細かな動きができるでしょう。
5個だと思っていたら、その間にある関節は4個。首から背中が「曲がる場所」が4個しかなかったら、そういう動きになりますよね。
だから、自分の体がどうなっているか?という「自分の地図」、精密であればあるほど、体を使ってできること、って増えると思っています。
これは骨や筋肉だけではありません。
おなかの中の内臓はどこにあって、どうやって働いているか?
さらには、自分の気持ちはどんなつくりになっていて、どんな時どんな反応をするか?
そういう、自分の「地図」を把握していればいるほど、自分をうまく使って生きていけると思います。