ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

なんでもは言いすぎたけど

f:id:anyuni:20170501210631j:image

午後になると吹き抜けからさんさんと光が入って、

「この家にいるなんてもう無敵やな」

と思う季節になりました。冬はどないしよかと思うほど寒いけど。

 

 

ちょっとなかなかショックでかいな、という出来事があったのですが、食べて寝てをちゃんとしてたら思いの外落ち着いていられます。

 

やっぱり体がしっかりしてるってすごく大事やし、体さえしっかりしてて、あとは時間がたったら、たいていのことはなんとかできる気がする、と改めて確認した感じです。

 

 

というのは、実は前にも同じ出来事があって、でもその時は自分史上最高レベルに仕事で自分を追い込んでいて、体力的に余力がほとんどない、という状態で、相当翻弄されてフラフラになっていたのです。

 

その時はこころがやられてしまって、と思っていたけれど、きっとそれより先に体も参っていて、出来事のショックをからだで受け止めることができずにそのままこころが受け取ってしまった、ということだったんだと思います。

 

同じ出来事を、全然違う体の状態で受け止めてみて、違うもんだなあ、と実感したので、実験的な感じで冷静に比較してしまっています。

 

 

体とこころは別だ、という考えもあるけれど、私は一緒だと思っています。感じています、と言ってもいい。

東洋医学の考え方ではそれは当然のことなのですが、体育学部を出て鍼灸師の免許を取って現代医学の考え方も持っても、同じように「感じています」。

 

だから、もう一回言いますけど、体がしっかりしてたらちゃんと考えられるし、考えて行動できるし、それに時間がたってくれたら、いろんなことが解決していけると思います。

(物事が解決するということと感情の整理がつくことは別のことだと思うけど、それはまた別の話)

 

 

今日そんなことを改めて思って、

そうか自分は自分の店でそのことをやりたいんだな、ということがすごくはっきりとわかりました。

 

心とか気持ちとか、形がなくてそのままさわるのは難しい。

だから形があって動かせるからだの部分からなんとかしてみよう。

それで毎日を楽しくすごしていけるようになってもらおう。

 

そう、最後は「毎日を楽しくすごしていけるようになってもらおう」という店なんでした。そうだった。

 

 

「元気があればなんでもできる!」

と言ったのはあの方ですけど、「なんでも」はまあ言いすぎとしても、やっぱり元気、あるといろんなことができるよな。

これからも人の元気のお手伝いをしていこう。

まずは肉食べて自分を元気にしよう。

 

 

そんなことを思ったので、久しぶりに、あんまりよく考えないで推敲もしないで、「店主雑感」書いてみました。

 f:id:anyuni:20170501210634j:image

午後に台所がキラキラしているところはほんとに素敵。

でも散らかりすぎて写真上げられない。

いただいたフェンネル、なんか栽培モードに入っている…