ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

「寺子屋ゆまにて」という場

基本的には告知のためですが、寺子屋についての思いを書き綴ります。

大事に思ってるんですこの会を。

 

で、さっそく告知。

 

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続けること

まず、継続した講座をどうしてやっているか、というと。

私が寺子屋でお話ししていることというのは、一撃必殺、一発逆転、というような内容ではない、というのがまずあります。

 

これまでも、1日で6時間とか3日に分けて2時間ずつ、とかで講座をやって、東洋医学と養生についてのお話をしたことがあるのですが、

「その後実践されたのかしら?」

ということはずっと気になっていました。

 

養生も、体の使い方も、ある程度続けないと変化は出てこない。

けれど、続ければ絶対自分を変えられる。

 

だから、月に1回顔を合わせて、「この1ヶ月どうでしたか?」という話ができるのがいいな、と思ったのです。

 

はじめは3回で、というコース組みも考えたのですが(その方が途中で入りやすいし)、話したい内容を考えてみたとき、どうも3回では入りきらないので(結局6回でも全然入らなかった)、半年のコースにしました。

 

 

寺子屋」という意味

確かに古い家や集会所でやっているので、雰囲気的に「寺子屋」ということもありますが、この言葉にはもう少し深い意味を私自身は見出しています。

 

江戸時代に始まったという寺子屋、えらい先生が教えるのでなく、平民(町民や農民)が先生役になって、実用的なことを教えていたといいます。

その延長上にある(と思うんだけど)松下村塾なんかでは、誰が先生だとか、教科書に沿ってとかだけでなく、生徒同士が交流して学び合って、新しいことが起こってきました。

 

もちろん私は講師ですから、教材を用意して、話題を提供して、お話をします。実技もあります。

 

けれどそれが一方通行でなくて、私の提供した話題から感じたことを自由に話してもらったり、そこから話を展開したり、生徒さんどうしで学び合いがあったりする。

そしてもちろん、その場から私も学ばせてもらっている。

 

そういう場としての「寺子屋」でありたいと思っています。

 

 

第1期を終えて

初めての試みだったこの4月からの第1期、あと1回を残すのみとなりましたが、充実して、楽しい会でした。

 

そこは私の人徳、ではなくて、ほんと、生徒さんみなさんのおかげで、すごく、すごくいい会に育ってるんです。

べたべたとした会ではなくて、でも安心感があって、言いたいこと聞きたいことを好きなように口に出せる、ような。

うちはほんと、人に恵まれてます。

 

カリキュラムを作って、基本的にはそれに沿って進めましたが、私がしゃべりすぎたり、生徒さんから新しい流れができたりして、こなしきれない回もありました。

 

でもそれも、継続して来月も会える、ということで、うまく調整して翌月やその先に回したりして、臨機応変にやれました。って最終回に積み残しがけっこうありますけど…

 

そしてこれまで5回を終えてみて、

「アカンこれ全然終わらん、言いたいこと言い切らん」

となって、生徒さんにも相談したところ、

「全然聴きたりない、なんかもっとあるやん」

となったので、今回、入門編と並行して継続編をやっていくことにしました。

 

内容について、「アドバンス編」みたいにしてカリキュラムを作ることも考えたのですが、どうせその6回やっても「言いたいこと言い切らん」になるに決まっているので、エンドレスでやっていくことにしよう、と決めました。

 

体のことやってて、「終わり」がきたとしたら、それは私のインプットが甘いせいだから。

そういう意味合いも込めて、「ずっと」やろうと思っています。

 

 

そういうわけで

当初は前期と同じ第3日曜で新しい期を開講する、と告知していたのですが、第1期のみなさんに敬意を表して、というか、まあ来てもらいやすいと思うので、第3日曜は継続コースに、そして新しい期を土曜に設けることにしました。

 

後期に人は来てくれるのか、その後はどうするのか、それはまた、その時考えます。

 

希望とか要望とか、言っていただければありがたいです。

 

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と、いうことで再度告知!

参加表明お待ちしてますー。

 

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