先日、ヨガのことを書いていて気づいたことなんですけれど、特にからだ周辺のことについて、私は何かし始めるとそれを、
「仕事につなげなければならない」
「できたら自分でも教える、伝える立場にならなければいけない」
と思いすぎてたなあ。
そして、何をするにも、
「ちゃんと、できないといけない」
と思いすぎてもいた。
それってでも、ひっくり返して言えば、
「自分は何でもちゃんとできるし、仕事にできるほどできるようになるはずだ」
と思ってるってことで、やだー傲慢。
「〜しなければならない」「〜できないといけない」という縛りから何か始めようと思うと、そりゃ、出足も遅くなるしプレッシャーも感じるわ。
そりゃそうだわ。
そんなわけで、ヨガの始まりの話に戻ると、身近にすごいヨギのみなさんがいらっしゃることで、また「ならない/いけない」が発動して、やりたくない、になっていたみたいです。
そこで改めて、傲慢さを外して、「ならない/いけない」じゃなくて「やりたい!」かどうか考えてみたとき、「やっぱりやってみたーい!」ってなったので、行き始めました。
最近、自分の中でこの「ならない/いけない」じゃなく「やりたい!」で物事に取り組めるようになってきている感覚があって、楽しいです。
正直に言って、大学から勉強し始めて仕事になっているこのからだにまつわることの中で、「やりたい!」から始めたのに「ならない/いけない」になっていた部分がありました。
うーん今でもまだあるかな。
もちろん、プロとして責任を持つだけの勉強、努力は「ならない/いけない」要素もあります。
でもやっぱり、「やりたい!」で取り組めるからここを選んでいるのだから、できるだけそれを楽しんでいたい。
ここで、どうして「ならない/いけない」が減ってきたのかな…と少し考えてみたのですが、少し考えただけではわかりませんでした。
でもとりあえずこの記事は書いてみよ。
ひとつ言えることは、
「一回あきらめた」
ことかなと思います。
全力疾走、自分の限界までがんばってみた横浜での3年間に、自分のエネルギーの量的な頂点を一度見たな、と感じました。
その時に、「ああそうかー、私、こんなもんか。」というあきらめがありました。
あまりに自分よりすごい人ばかりに見えて、でも全力やってみて届かないんだったら、まあもうしょうがないな、と思いました。
「ならない/いけない」って思ったって、なれないし、できないわー。
そう思ったあとに、休息を取って、努力を要さない好きなことばっかりやって過ごして、しばらくしたら、
「む。でも、やっぱりやりたいわ!」
という気持ちとエネルギーとが湧いてきたのです。
そのエネルギーの方が、強そうです。楽しいし。
そして、なんか、言っちゃいますけど、
「こんなもんちゃうな!私は!」
といまちょっと思ってます。
まあ、見といてください。(言った)
では、これからパエリア食べます。