昨夜、「もともと友だちの友だちで、SNSで交流してるけど会うのは2回めのAさん」とちょっとした企みの打ち合わせをしよう、ということで、うちにごはん持ち寄りで集合することになりました。
そしたらAさんがお友達のBさんを誘って、そのBさんがまたお友達のCさんを誘って、ということで、初対面率のめっちゃ高い食事会になりました。
持ち寄りも、インド料理、発酵食、鶴屋吉信、に私の豆ごはんと豚汁というバラエティ。
企みというのは、Aさんが勉強している薬膳のことを、私がしゃべれる東洋医学のことに組み合わせて何かやれないか、という話。
その話をする目的で集まったのですが、アーティストのCさんがその場にいたこともあってか話題は多岐にわたり、伝統を守ることのかっこよさとだささ、着物、お茶、インドとすごい広がりを見せました。
そんな雰囲気で考えていると、その「薬膳と東洋医学」みたいなものも、講座やセミナーでなくもっと「みんなでわいわい」「出し合う」みたいなカジュアルなアイデアになってきて、私ひとりで考えるのとは全然違う、楽しそうな会がイメージされてきました。
何かを始めようとするとき、きっちりとした形をつめて、完成形に近くしてからはじめなければならないとか、初めて人に会うときにはきちんとした場をセッティングしなければならないとか、またいつの間にか思い込んでいたかもしれない。
そして、何もかも自分でやらないとならない、ともまた思っていたかも。
とりあえず会ってみて、とりあえずやってみて、っていうところから、生きている人どうしが一緒に何かやった方が、面白くなる。
それに自分だけで考えているより面白いことが起こる。
不思議なのは、結局その、
「これまで自分では思いもよらなかったけど、面白い」
っていうことは、結局自分の口から出てくるっていうこと。
でも、一人でいては出てこない。誰かと会っているときに、自分から出てくる。
一人でやっている店だけど、やっぱりオープンでいることが大事だな。
この家はそういう形にできているのだから。冬が終わって、あちこちを開け放つとそこかしこを風が抜けていく。
まあそんなことで、まず、とりあえず、久しぶりにブログを書きました。
まず動く!ここからまた面白くなってくる…はず?