夏の暑さにやられて、家事がおろそかになっていました。
それでも、からだはしっかりしておかなきゃ、と養生は続けていましたが、結局のところ養生というのは大部分が毎日のくらしのことなので、家事がおろそかになるとそのままからだに影響が出てしまいますね。
運動・栄養・休養がまず、だいじ!
さっきblogを書いているときに「運動・栄養・休養」ということばで検索をしていたら、うつやパニック障害の改善のために、というページがヒットしました。
私はずっと、スポーツ選手のトレーニングについてこの3つのキーワードを使ってきましたが、メンタルヘルスの上でも大切なことは同じなんだな、ということに改めて気づきました。
というより、知ってたけど改めて認識した、という感じ。灯台下暗し。
「人生は、スポーツだ」
数年前に、スポーツ用品のメーカーのCMのキャッチコピーが、
「人生は、スポーツだ」
でした。そのCMでは、エプロンしたお母さんらしき女性が、洗濯物が山盛りかかった物干し竿を、ウエイトリフティング的に持ち上げるという映像が流れてました。
そこまでやらないにしても、たとえば洗濯カゴを持ち上げて階段を上がる、とか、お米買って帰ってくる、とか、わかりやすく力仕事、ということが家事にはあります。
それに、晩ごはんは何にしようか、冷蔵庫にはこれとこれがあって、だから買い物に行かないと、その前に洗濯を干したいけど脱水まだだからその間に掃除して…と、段取りを考えてタイミングをはかって、と、頭もフル回転。
人生って、スポーツだわ、確かに。
そうなるとトレーニング必要。運動、栄養、休養大事。同じこと。
トレーニングは、薄紙を重ねるように
筋トレって、時間がかかります。
何時間もトレーニング、とかそういうことではなくて、少なくとも数週間、数ヶ月という単位をかけないと、体は変わりません。
よく選手たちにも言うのですが、「薄紙を重ねるように」しか、筋肉ってつかないんです。
よく考えたら内臓も筋肉でできてますね。
だからまた同じこと。からだの様子をよくすることも、毎日まいにちを、薄紙を重ねるようにして変えていくしかないんです。
でも、確実に変わる!
どうも否定的な表現になってしまったように思うんですけど、
ひっくり返して、言いたいことは、
「でも、からだは確実に変わる」
っていうことです。東洋医学ではからだとこころは一つですから、
「からだもこころも確実に変えることができる」
っていうことですね。
私はアスレティックトレーナーという仕事をやってきました。
鍼灸師がメインの仕事になって、転職したような形になっていますが、今日この文章書いていて、
結局、やることは一緒なんだな
という気持ちがすごくしてきました。
うまく使ってほしいなあ、と思います。
つかい方、もっとよくわかるようにお伝えしますね!