今朝、治療院の土間の向こうの、外へ向かう木戸をあけたら、ひやっとした空気が入ってきてびっくり。
そういえば、寝起きも腕と足がすこしひんやりしていました。
京都は梅雨明けからしばらく、39℃を超える猛暑、ほんとうに猛々しいほどの暑さだったわけですが、この1週間ほどは朝晩めっきり涼しくなりました。
ゆまにては夏向けの家、ということで治療室に使っている部屋などは特にとても涼しく、土間もひんやりしています。
今日などは結局お客さまが来られた昼間もエアコンなし。扇風機で循環させているだけても「エアコンつけたっけ?」というぐらい。
この時期こそ、冷えに注意!
急に朝晩涼しくなって、この「急に」というのが要注意。
昼間も夜も暑かった時と同じように過ごしていては、からだを冷ましすぎて、冷えてしまいます。
寝苦しくないときは、エアコンはオフ!
夏バテを防ぐのにこの夏大活躍してくれたエアコンですが、夜涼しくなって、使わないでも眠れるようなら、切っておきましょう。
夜中に気温が下がると、扇風機の風も寒くなります。扇風機も寝入りばなだけにしてみては?
冷たいものをとりすぎない!
暑いときと同じように冷たいものをとっていては、朝夕涼しい中では冷えすぎているかもしれません。
猛暑のときに冷蔵庫に入れたお茶、常温でいけるようになってるかもしれませんよ。
暑い!と買ってみたアイス、もう食べるタイミングを逸したかもしれません…(それは私か)
ちなみに、エアコンで冷えたところで食べるアイスやかき氷、もうそれだけで冷えますよ。体を冷やすためにとる冷たいもの、が必要なのは、「暑いところ」だけ。例えば甲子園でかち割り氷、とか、外の屋台で食べるかき氷とか!
電車バス、お店には首巻きや薄い上着を!
少し朝夕涼しくなっても、昼間が暑いと乗り物やお店はエアコンを止めません。
この時期こそ、お店にいると冷える時期。
薄いくびまき(ストール、てぬぐいなど)や、軽い上着をバッグにひとつ。
汗をかいているときに首の後ろを冷やすと、東洋医学ではそこから風邪が入ると考えます。汗をかくところは出入口ですから、汗をかいているときはドアがオープン。そこから冷えが入ります。
お風呂にはつかって汗を出す!
気はつけていても冷えたからだをあたため、また汗をかくことで体内の余分な湿気を出すために、シャワーだけではなく湯船につかりましょう。
夜には涼しくなって、案外お風呂あがりもさっぱりする気温になっていますよ。
ただし、お風呂あがりにエアコンガンガンの部屋にいるとか、扇風機の風を浴びるとかしてしまうと、これも汗の出口からばっちり冷えが入ります。
しばらくは汗を出して、よくふいてから服を着ましょう。
昼間に39℃、夜8時で33℃(実際に京都であった)みたいな時期に習慣にしてしまったことをそのまま続けていると、からだが冷えてしまいます。
そのままでいると秋冬が始まった時にもう冷えている、なんてことがありえます。
特に今週はお天気が良くない日もあり、京都では最低気温が22度の予報があります。
2週間ほど前の最高気温と比べると17℃(!!)も低い時間帯があるということ。
同じように過ごしたら、からだに無理がかかります。
季節の少しの変化に注目して、からだの変化をよく見て、少しずつ調節しておきましょう!
ちなみに店主の夏バテのようすはこちらへ…