ゆまにて日記

京都・左京区の鍼灸院 女性鍼灸師ゆにからの毎日のお知らせ

隣の芝生が青く見えるときは、寝よう

今になってやっと言えるけど、冬から春、梅雨にかけて、けっこうしんどい時期を過ごしていました。

 

まず単純に体調が安定しませんでした。

年末に風邪をひいてから、副鼻腔炎やら、出たことない花粉症やら、そこからよくわからないアレルギー、しゃべりすぎて声枯れ、空咳止まらない、そして合間に息子が保育園からもらってくる風邪(そして本人は一瞬で治る)、などなど、次々と呼吸器にきて、まともに声が出ないほぼ半年でした。

 

なんとか施術の仕事はする、のだけど、元気を売っているのに冴えないし、すべての元気を昼間の臨床に突っ込むので夕方以降はぽんこつ

そして夜泣き、はしないけど夜中に2〜3回うにうに言う息子(そして本人は目を覚まさないですぐ寝る)。

 

寝れないからなかなか治らないんですよね、いろいろ。

おばはんだしね。

 

そしてそうして、全力は尽くしてるけどどこか冴えない臨床をやるのが精一杯、勉強も、新しい仕事のしかけも何もできない、となると、どんどん気持ちが焦りました。

 

そんな日々を過ごしていると久しぶりに、自分に浮かび上がってきたのが、

人を羨む気持ち

でした。

 

人のことを見て、「いいな〜」「楽しそうだな〜」と思うことはよくありましたが、わりと平和で、「私もまねしちゃお〜」とか「いいぞいいぞ、私も楽しいし、みんな楽しくていいね!」ということがほとんど。

そのことで人をうらやみ、妬んで、しんどい気持ちになることはここ数年、全くといっていいほどなかったので、湧いてきて止まらないこの気持ちにかなりやられてしまいました。

 

そう、鍼灸師なのでわかります、こういう感じはからだのコンディションが良くないからなんだ、ということが。

なのに、止まらない。

だってからだのコンディションが良くないから(以下無限ループ)。

 

からだもしんどい、気持ちもしんどい。

そういう数ヶ月でした。

 

 

私はここまで、なんだかんだ言って元気で、その元気に依存するというか、よく考えないでも力技でどうにかしてきているところがすごくありました。

それでぐいぐい進んで来られたので、まあ頑丈に産んでもらってありがとう、です。

 

でも今回、産後に過ごしたこの数ヶ月で、「からだがしんどくてそのことで気持ちがしんどい、どうにかしたいけど思うようにいかない」ということを、本当に体感して知ることができました

知識としてわかっていたけど、本当に理解することができたように思います。

 

 

 

有料で購読しているよしもとばななさんのマガジン、5月にこんな記事がありました。

note.mu

(リンクしてますが購入しないと読めません。けど、気持ちが元気になる魔法が練り込まれたマガジンだと思うのでおすすめ。)

 

引用は避けますが、

自分が弱っているときにしかわからない、弱っている同士、声が小さい人の、とても優しい小さい声がある

ということ。元気なときにはいいかげんにすっ飛ばして感じ取れていない、声。

 

しんどい時に小さく、でも確かに、優しく支えてくれる人、励ましてくれる人たちのことも、ほんとうによくわかりました。

 

「今、しんどいけど、今こういうことがわかってよかったな」と思いました。

人に接する時、理屈だけでわかったような気になっていたかもしれないな、と自分を振り返りました。

 

 

そして、いろいろのことをしっかり諦めて、寝ることにしました

 

しんどいながらも、でも何か少しずつでも進めておきたい、そしてしんどいと思ってるのは甘えやさぼりぐせなんじゃないか…と得意の(!)自己否定まで始めていたわけですが、京都の暑い暑い夏を前に、これは無理だな、と悟り、夏は何かを積み上げようとすることはやめて、土台の修復、とばかりにしっかり休み、遊ぶことにしたんです。

 

そして盛夏が終わり、朝夕過ごしやすくなってきた最近、急に何かがカチリ、と切り替わったように、頭がまわり、一歩を踏み出せるようになってきました。

それと同時に、また人のことは素直に「いいねえ」と思えて、自分のことをありがたいな、大事にしよう!と思えるようになりました。不思議なくらい。

 

一歩を踏み出せれば、あとは動き続けられる。

それでこうして文章を書いたり、新しいことを始めたり、しています。

 

 

なんとも思っていない人も多いみたいだけれど、ここ数年、お天気・気候の様子は本当に厳しくて、体はすごく影響を受けています。

なんか過ごしやすいなあ、楽しい気持ちになるな、っていう季節が少なくなっていますよね。

 

そんな中で、忙しく暮らし、働いているのって、思った以上にくたびれることなんですよ。

 

なんだか毎日の暮らしがしんどく感じるなあ、いやな気持ちが湧いてくるなあ、そんな時があったら、それってもしかして、すごく体が疲れている、っていうこともあるかもしれませんよ

 

 

どうも、気持ちのことって、頭で考えて、気持ちの持っていきかたで、どうにかしようとしてしまうことが多いですが。

その前に、その気持ちが、頭が乗っかっている体のことをケアしてあげると、よりよく考えられるようになります

 

具体的にはまず、寝てください

夜に。

ぐっすりと。

たっぷりと。

 

話はそれからだ!

 

 

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どうももやっとする9月。の、大文字山

 

 

 

 そっかー、私もなんだかもやもやするから、鍼灸院行ってみようかな〜、

と、思った人は、こちらの予約サイトから予約するといいかもよ!

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