読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆまにて日記

京都の鍼灸院(とか)、「ゆまにて」のできるまでとそれから

ごはんの段取りの本2冊

 最近、また「ごはんちゃんとしよ」の波がきて(そう、波がある)、野菜もたくさん手に入れるようになったので、またちょっと台所のことを考えていました。

 

これまでにも変遷があるのですが、去年の春に京都に引っ越してきてもうじき1年、台所がかわってはじめての冬ということでオペレーションを変える必要も感じたりして。

 

そう、うちの台所は寒すぎて、うっかりすると台所に行くモチベーション自体が下がるのです。

それでごはん適当になる→体調崩すという悪循環。

 

台所が寒いので、野菜を冷蔵庫に入れなくてもいいという利点もありますが。

 

 

今回は「何を作るか」の前に段取りや動線なんかを考えていて、ちょうどいいのに2冊出会ったのでご紹介します。

 

まずはこちら。

考えない台所 (Sanctuary books)

考えない台所 (Sanctuary books)

 

 知らなかったのですが人気のある方みたいですね。

 

タイトルには「考えない台所」とありますが、これは日々を考えないで回すために、まずじっくり考えて、

「正しいルールを習慣化する」

というもの。

 

最初に「マインド編」があるところが、他の本にはないことかもしれません。

台所に立つ前に、

自由な時間で、自分がしたいことを妄想する

 というところはなかなか新鮮。

「なぜ」自分は台所仕事を効率化したいか、というところから考えるわけですね。

 

もう一つ、「献立客観シート」も面白かったです。

これは縦軸横軸に食材と調理方法(焼く、蒸すなど)、和洋中の分類をとり、自分が作っているものを書き入れることで、自分の調理の傾向を探るというもの。

 

ただ、私の場合「名前もつかないてきとうなもの」ばかり食べているのであんまり分類はできないという…

「分類できるもの作ろう…」というモチベーションにはなりました。

 

それ以外は買い物の順番や調理の手順、冷蔵庫や台所の収納や動線などのアイデアがたくさんあり、取り入れられるものを選んで、という感じでした。

 

 

そしてもう1冊は、もともと好きな料理家さんのひとりである渡辺有子さんのもの。 

「献立」と「段取り」

「献立」と「段取り」

 

 こちらは写真が多く、しかもおしゃれで、少しレベルアップという感じです。

「考えない台所」よりは「いいイメージ作り」によかったです。レシピも多い。

 

出来上がりと同時に、台所は片付いている

ということを目指して、段取りを徹底的にやるという実例が載っていて参考になりました。

 

それから、献立の広げ方や料理のコツについてもたくさん書かれてあり、そこそこできる人のブラッシュアップというレベルの話だと思いました。

 

 

2冊に共通するところは、台所と冷蔵庫の中にスペースをしっかり確保する、ということ。

実はこれは有元葉子さんの本でも、料理のこつの一番最初に「台所を片付ける」と書いてあり、実際やってみるととても大切なことだと実感します。

 

うちは台所が狭いし、私は洗い物も洗濯も「きれいになったものを片付ける」という最後の段階がなぜか好きになれないのでそこがつかえがちという癖があり、油断するとすぐに台所の調理スペースが狭くなってしまいます。 

でもこの2冊を読むと、やっぱり、そこをしっかりやり切らないと、次の調理が「始まらない」んだなと思い知りました。

 

なのである意味、2冊にいちばん影響を受けたことは「片付け」だったりします…

 

 

段取りや動線はそれぞれのライフスタイルや家の形に合わせて結局自分で考えることなのですが、この2冊はけっこう参考になりました。

 

そして、渡辺有子さんの本を読んで、ずっと(10年単位ぐらいで)気になっていた柳宗理のボウルを、下ごしらえ用にまとめて買いました。これは買ってよかった(っていうか今までなんで買わなかったのかぐらい思いました)。

 

これもゆに鍼灸院の待合室の本棚に入れておきますね。

そろそろうち、読書スペース作った方がいいかも?!