ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

こつ7 「食べすぎる」こと自体が負荷になる

「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。

「食べすぎる」こと自体が、からだの負荷になっています。

からだだけでなく、気持ちも疲れます。

 

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食べすぎて、摂るエネルギー量が消費するエネルギー量を超えていると、太ります。

 

太りすぎていていいことは何もないわけですが、それ以前に、「食べすぎている」こと自体も、体に負荷を与えています。

 

食べたものを消化する、ということはすごくエネルギーのいることで、それ自体で体が疲れます。

 

東洋医学の考え方では、食べ物から栄養を取り出すのは「脾(ひ)」という臓腑の役割ですが、「脾」は「思」という感情も担当しています。

なので、「脾」が疲れると、「思い悩む」「くよくよする」「考えがまとまらない」などの、気持ちの問題も起こってきます。

 

食べすぎが続くと脾=おなかが疲れてきて、「ちゃんと食べられているか」ということを感じる力が弱り、ますます、食べるべき適切な量がわからなくなります。

そして食べすぎてしまう。

そしてますます、量がわからなくなって、「食べすぎた…」と「くよくよしてしまう」。

 

なんだか食べすぎてしまう、というときは、一度踏みとどまって、食べるのを控える。

そうすると考えがしっかりまとまって、ブレーキがききやすくなりますよ。

こつ6 休まないと治らない

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休まないと、治らない

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「休養」をとらないと、「回復」しません。

 

毎日、仕事をしたり家事をしたりして働いて消費した分は、休まないと回復しません。

 

風邪やその他の病気にかかったとき、今なにか抱えている症状があるとき、それを「治す」のにまた、エネルギーを使います。

 

と、いうことは、日常生活を送っていて、日常生活を続けたままで、例えば風邪を治すには、エネルギーの収支が足りません。

「治す分」のエネルギーを取ることができないからです。

 

日常生活に毎日余裕があって、元気がありあまっている、という人はともかく、毎日の生活をこなして、寝て起きて次の日を過ごすとまた夜疲れて寝て、むしろ週末はくたくた…みたいな人が、日常生活の活動量を減らさないで、風邪やその他の不具合を回復させることは、できません。

 

「休む」ことは、薬を飲んだり何かを食べたりすることでは代わりができません。

風邪薬を飲んで、日常生活をそのまま続けたら、治りません。

 

 

「働く」以外にも、何か活動をすれば、エネルギーを消費するし、消耗します。

だから、「休みの日に遊ぶ」ことでも、疲れます。

ストレス解消に何かべつのことをやりたい、いつもと違うところへ行きたい、という気持ちもわかりますが、体を休ませる、ということをまず確保しないと、「からだ」は満たされませんよ!

 

 

生活から何かを減らす、ということも考えていきましょう。

こつ5 「どれだけ」食べるか

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「何を」食べるか、よりもまず、

「どれだけ」食べるかを考えてみよう。

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 食べることについて考えるべきことは、こだわりだすとたくさんあります。

 

最近の…のようで実はずーっと、流行りは何か特別なものを食べること。

これを食べたら元気になれる、これを食べろ、これを食べるな。

近頃の流行りは「スーパーフード」でしょうか。

 

それよりもまず、「どれだけ」食べるか、ということを考えましょう。

自分に合った量を食べられているでしょうか。

 

量、といっても「かさ」ではなくて、エネルギー量で考えてみます。

「カロリー」が単位で表される数字です。

 

使うエネルギー量と、飲んだり食べたりして摂るエネルギー量を比べて、

摂るエネルギー量が多いと、太ります。

 

でもこの反対はそう単純でもない人がいます。

やせすぎている人は、摂るエネルギー量が足りなくても、どんどん体重が減る、ということがないことがあるのです。

それ以上やせる前に、

「元気が出ない」「朝起きられない」「体が冷える」

などの「消費エネルギーを減らす」方に体が調整することがあります。

 

「食べすぎて太る」のも問題ですが、やせすぎている人が「食べ足りない」ということも同じように問題です。

 

ちゃんと量を食べられているか、まず考えてみましょう。

 

こつ4 自分に合った運動を

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運動には種類があります。

自分に合った、自分に必要な運動を!

 

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「運動しなきゃ!」

というのは、特にオトナの合言葉みたいになっているところはありますが。

 

 

「運動」といったとき、何を思い浮かべているか、というのは本当に人それぞれ違うようです。

 

そしてたいていの人が思い浮かべている「健康のための運動」というのは、けっこう大がかりで大変なことが多いみたい。

 

朝早く起きて走りに行くとか、スポーツクラブに入会するとか、ヨガに通うとか。

 

それで、「うわ〜、たいへん…できない!」って思って、何もしない。

そういうことになっている人は多いです。

 

でも、運動にもいろんな種類があります。

そして、自分に合う運動というのはそれぞれ違います。

 

走りに行くよりも、ストレッチした方がいい人もいる。

リラックス系のヨガに行くよりはちょっとがんばる筋トレした方がいい人もいる。

まずは一日数回、肩をぐるぐる回すことから始めた方がいい人もいる。

 

 

今特に「運動」していない人ほど、今必要な「運動」はしんどくもないし、たいへんでもないことが多いです。

しんどくてたいへんな運動ができる状態じゃないですから!

ちょこっとしたことから始めましょう。

 

 

…じゃあ何やったらいいかな?

と思ったら、ゆに鍼灸院に相談だ!→ ゆまにて ゆに鍼灸院

 

 

こつ3 寝るのだいじ

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眠ることが最大の回復! 

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…他に言うことありません!

以上!

 

と言いたいところですが、もうちょっと。

 

 

運動・栄養・休養の3つのうちで、案外ないがしろにされているのが「休養」な気がします。

 

健康を、元気を作る、というとき、みんな「何かやらなきゃ!」と思いがち。

でも、その前に「休む」を充分にした方がいいです。

何もしないで、眠る、ということ。

案外に、いちばん代わりが効かないことのように思います。

 

とにかく時間を取って、眠る。

眠っている間に、

疲れたり傷んだりした体の組織は再生され、

頭の中の情報は整理され、

混乱した気持ちが一旦リセットされます。

 

眠るだけで。

 

なんだか、頑張っている人ほど「何もしてない」ということが引っかかってしまうのか、眠ることに積極的でないみたいです。

 

でも、忙しい毎日、あらゆる用事を片付けて「眠る時間を取る」のって、実はすごく難しくて、気がついたらいつも少し寝不足…っていう人、多いんじゃないでしょうか。

 

元気になるための何かをする、というのを放棄してでも、しっかりたっぷり眠る、というの、まずやってみてはどうでしょう。

こつ2 「運動」「栄養」「休養」!

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元気を作るには 運動・栄養・休養

3つのバランスが大事で、全部必要 

 

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元気に暮すために必要な要素は大きく分けて3つあって、

運動

栄養

休養

の3つです。

 

この3つ、全部必要です。

3つとも必要なんです。

1つも欠けてはいけないんです。

 

しつこいな!おんなじこと3回も言うて!しかもふつうのこと!

 

って思うかもしれないんですけれど、案外にわかってない、というか、わかった気がしてるけどやってない、という人が多いんです。

 

体を動かさないから凝っちゃうのをサプリメントでどうにかすることはできないし、

寝てなくてだるいのはホットヨガ行ってもとれないし、

ごはん抜いたのを寝てカバーすることもできないんです。

 

 

毎日の中で自分ができそうなことで「どうにかしよう」という気持ちはわかるのですけど…

運動不足で体が凝ってきたら、動く。

睡眠が取れてなくてしんどいなら、寝る。

ごはんは食べすぎたら減らす、足りないならちゃんと食べる。

代わりはきかないんです!

 

 

いまの自分が変えるべきなのは運動栄養・休養のどれでしょうか、まず考えてから、それに見合う対処をしましょう。

 

 

 

こつ1 自分をよく見る

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自分をよく見よう。

体のようす、気持ちのようす。

 

 

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「元気に暮す、ということを考えないとな…」

と思う、ということは、

 

「なんか、100%元気とは言えないな」

と感じているっていうことかもしれません。

 

 

そんな時にまず必要なことは、

「自分をよく見る」

ということです。

 

自分が「よくないな」と感じているのはどんな部分でしょうか。

 

いろんな視点があります。

 

痛みがある、凝っているところ。

重だるく感じるところ。

おなかの中の様子。

見る、聴く、匂いをかぐ…などの「感覚」。

あったかい、つめたい。

気分がいい、よくない、不安になる、いらいらする。

 

まずは自分をよく観察して、「何が気になっているか」に気がつくことからスタート。

 

 

ちょっと言い方を変えてみれば、

どこがどんなふうに変わったら、自分の毎日はもうちょっと楽しくなるかな?

っていうのを考えてみる。

 

いろんな健康法だとか、「健康にいい」と言われていることがありますが、

まず、自分にいま必要なこと、自分がより楽しく過ごせるようになること、を見つけてからスタートしたほうが、近道ですよね!