ゆにさんの日記

京都・左京区の鍼灸院 鍼灸師ゆにさんの日記

こつ3 寝るのだいじ

「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。

眠ることが最大の回復! 

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…他に言うことありません!

以上!

 

と言いたいところですが、もうちょっと。

 

 

運動・栄養・休養の3つのうちで、案外ないがしろにされているのが「休養」な気がします。

 

健康を、元気を作る、というとき、みんな「何かやらなきゃ!」と思いがち。

でも、その前に「休む」を充分にした方がいいです。

何もしないで、眠る、ということ。

案外に、いちばん代わりが効かないことのように思います。

 

とにかく時間を取って、眠る。

眠っている間に、

疲れたり傷んだりした体の組織は再生され、

頭の中の情報は整理され、

混乱した気持ちが一旦リセットされます。

 

眠るだけで。

 

なんだか、頑張っている人ほど「何もしてない」ということが引っかかってしまうのか、眠ることに積極的でないみたいです。

 

でも、忙しい毎日、あらゆる用事を片付けて「眠る時間を取る」のって、実はすごく難しくて、気がついたらいつも少し寝不足…っていう人、多いんじゃないでしょうか。

 

元気になるための何かをする、というのを放棄してでも、しっかりたっぷり眠る、というの、まずやってみてはどうでしょう。

こつ2 「運動」「栄養」「休養」!

「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。

元気を作るには 運動・栄養・休養

3つのバランスが大事で、全部必要 

 

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元気に暮すために必要な要素は大きく分けて3つあって、

運動

栄養

休養

の3つです。

 

この3つ、全部必要です。

3つとも必要なんです。

1つも欠けてはいけないんです。

 

しつこいな!おんなじこと3回も言うて!しかもふつうのこと!

 

って思うかもしれないんですけれど、案外にわかってない、というか、わかった気がしてるけどやってない、という人が多いんです。

 

体を動かさないから凝っちゃうのをサプリメントでどうにかすることはできないし、

寝てなくてだるいのはホットヨガ行ってもとれないし、

ごはん抜いたのを寝てカバーすることもできないんです。

 

 

毎日の中で自分ができそうなことで「どうにかしよう」という気持ちはわかるのですけど…

運動不足で体が凝ってきたら、動く。

睡眠が取れてなくてしんどいなら、寝る。

ごはんは食べすぎたら減らす、足りないならちゃんと食べる。

代わりはきかないんです!

 

 

いまの自分が変えるべきなのは運動栄養・休養のどれでしょうか、まず考えてから、それに見合う対処をしましょう。

 

 

 

こつ1 自分をよく見る

「元気に暮す20のこつ」を毎日ひとつずつ更新しています。

自分をよく見よう。

体のようす、気持ちのようす。

 

 

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「元気に暮す、ということを考えないとな…」

と思う、ということは、

 

「なんか、100%元気とは言えないな」

と感じているっていうことかもしれません。

 

 

そんな時にまず必要なことは、

「自分をよく見る」

ということです。

 

自分が「よくないな」と感じているのはどんな部分でしょうか。

 

いろんな視点があります。

 

痛みがある、凝っているところ。

重だるく感じるところ。

おなかの中の様子。

見る、聴く、匂いをかぐ…などの「感覚」。

あったかい、つめたい。

気分がいい、よくない、不安になる、いらいらする。

 

まずは自分をよく観察して、「何が気になっているか」に気がつくことからスタート。

 

 

ちょっと言い方を変えてみれば、

どこがどんなふうに変わったら、自分の毎日はもうちょっと楽しくなるかな?

っていうのを考えてみる。

 

いろんな健康法だとか、「健康にいい」と言われていることがありますが、

まず、自分にいま必要なこと、自分がより楽しく過ごせるようになること、を見つけてからスタートしたほうが、近道ですよね!

休業のお知らせと、2月のおすすめ&お知らせ

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2018年3月から、「ゆに鍼灸院」は一旦、休業させていただきます。

 2月中は通常営業させていただき、3月前半は新規の患者さんの受付を停止、3月半ばから、見通しは未定なところもありますが、夏くらいまでの長期でお休みをいただきます。

 

もちろん、辞める!というわけではなくて、夏くらいからはまた、パワーアップして戻ってきますので、その時はまたこちらのブログ、 twitterFacebookページなどからお知らせいたします。

 

 

これに伴って、2月のおすすめを2つ、お知らせを2つ。

  

はじめまして、は今月のうちに!

「機会があったら行ってみたいな〜、まあ、いつか…」

と思っているアナタ!

今月がチャンスです。

予約サイトの「鍼灸治療 はじめての方」からご予約どうぞ〜。

 

 

 

「からだミーティング」がおすすめ

今月は「からだミーティング」がおすすめです。

「からだミーティング」というメニューでは、鍼灸の施術はありません。

1時間、しっかりとお話をします。

メニュー紹介のブログ記事はこちら。誕生のきっかけも少し書いています。

humanite.hatenablog.com

 

ゆまにて ゆに鍼灸院ではこれまでも、施術を受けるという「受け身」の取り組みだけでなく、日々の暮しで自分でできることをお伝えしてきました。

 

3月からの数ヶ月、鍼灸院がお休みになるあいだの、毎日の暮しの注意点やセルフケアの方法をお伝えします。

この1時間は完全なテーラーメイド。一人ひとりのいまの体・心の状態と生活リズムに合わせたアドバイスをお伝えします。

 

「からだミーティング」のみのご予約(5000円+税)と、「からだミーティング+鍼灸治療」の組み合わせのご予約(9000円+税)の両方でご予約を承っております。

 

また、このメニューはお休み明けの夏くらいから、バージョンアップして値上げする予定になっています。そういう意味でも、今月はチャンス!

初めての方にも、これまで施術を受けて来られた方にも、おすすめです。

 

ご予約はこちらの予約サイトから → ゆまにて ゆに鍼灸院

もしくは、お電話075 748 1983まで。

 

 

お知らせを2つ。

寺子屋ゆまにて特別編・「茶話会」開催〜!

数ヶ月、お休みしていた「寺子屋ゆまにて」ですが、休業を前に「茶話会」として開催します。

毎回、小さなテーマを設けてみんなで学ぼう、という会でしたが、今回は集まって、ゆに鍼灸院がお休みのあいだどうする〜、っていうのをゆるーく話し合う会です。

なんでもお答えしますので、気軽にお越しください!

ゆにさんに会ってみたい、とかもアリ!

 

2月11日(日・祝)

10:30〜12:00

場所:ゆまにて ゆに鍼灸

会費:1000円 お茶とお茶菓子つき

 

お申込み info@humanitekyoto.comまでメールで、お名前と、当日ご連絡のとれる連絡先(メールか携帯電話)をお書きになってお申込みください。

 
2月のブログ連載企画!「元気に暮らす20のコツ」 

お休みに入るまでの2月のあいだ、定休日を除く毎日ひとつずつ、このブログで「元気に暮らすためのコツ」をお伝えします。

 

大きなことではない、でもこつこつ続けると変わるよ、という小さいくふうをお伝えします。

「それはなぜか?」という理由はあえて説明しません。とにかくやってみて!という、気軽にできることをとりあげていきます。

 

理由を知りたくなったら、ゆに鍼灸院に予約を入れましょう〜!!

 

 

そんなわけで短い2月ですが、ぎゅぎゅっとお待ちしております!

いつものことだった!

最近どうも気分が冴えなくて、体調はそこまで悪くはないんだけど気分にひっぱられていまいち、みたいなことが続いていました。

 

お天気も行ったり来たりで忙しいし、朝晩基本寒いし、家が寒いしである程度は「こんなもんか」と思っていたのですが、思い出しました。

 

私は1月、いつも調子が出ないんでした。

 

昔、6年半つきあった恋人がいたのですが、その頃の私は超絶ブラック生活で休みもろくに取らず常に寝不足みたいなことで、今よりも自分のこともわかってないし、体調の波もすごく大きくて、いろいろ迷惑をかけまくっていました。

 

その年の1月もものすごく情緒不安定になり、不機嫌になったあげくそのことを自己嫌悪してへこみまくって謝ったところ、

「うん、あんたは毎年1月そういう感じだから、しょうがないと思ってる」

と言われたのです。

 

20代中ごろの男性としてはなかなかに冷静ですごい。

 

 

その頃から気をつけて見ていますが、確かに毎年、私は1月にいまいち調子が出ないのです。

それも、風邪ひいて寝込む、とかでなく「いまいち」程度。

おそらく12月を全力で追い込んで仕事して疲れたところに、お正月やや食べすぎ続けて、1月寒いところにぽっかり余裕ができるとじわじわ気力が萎える、という図式。

 

 

きっと人それぞれに、そういう「あかん時期」あるんじゃないでしょうか。

 

たいていは、お天気のようすだとか、暮らしのスケジュールだとか、そういう、どうともしがたいことも関係しているんだと思います。

スケジュールは調整できることもあるでしょうし、寝たり食べたり動いたりの「養生」をして対処をすることができますが、お天気となるとある程度仕方のないこともあります。

 

そこはもう、ある程度はあきらめていくしかない!

しかし、全部はあきらめないで、こつこつ地力を増やして、大丈夫な年も出てくるように、それを目指していく。

「今年もだめかあ」「去年よりはちょっといいかも」「また今年はあかん」でいいので、じわじわと。

 

 

今年はお天気が厳しかったからか、私は数年ぶりに「ややあかん1月」になってたようです。

古紙回収業者のおっちゃんに段ボールの出し方で理不尽に思える怒られ方をして、そんなことぐらいでえらいおちこんでめそめそしてしまいました。

 

その時に「そっか1月か」と気づいたので、気づきをありがとうおっちゃん、もう金輪際段ボールは出しませんと誓い、

届いたはいいけどどうしていいかわからなかった30センチのツバスを隣の鮨屋の大将にさばいてもらって大感謝し、

なんかアップダウン激しいながら、まあ、そんなもんだ、と思って早寝して回復に努めるのでありました。

 

今週は寒いとか雪とか大変みたいなので、みんないろんなところを求めすぎずにいきましょう!

 

さばいてもらったツバスは照り焼きにしました。

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片付けの波ふたたび

6年とすこし前に、今や超有名になったこんまりちゃんのこの本を読んだのが、前回の片付けの波のきっかけでした。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

すでに「断捨離」という言葉や概念は一般化していたと思うのですが、この本のコンセプトは、

「ときめくモノだけを残す」

だったことが、断捨離とは違いました。

 

それまでの片付け本はたいてい、「必要か必要でないか」を基準にしていたので、センチメンタルなところがおおいにある私としては「でもぉ、必要じゃないけど好きなんやもーん」みたいな感じがあってしっくりこなかったのです。

 

それが、テレビでこんまりちゃんが「もう着れない服でも、今でも手に取るとときめくっていうものは、残しておいていいんですよ」と言っているのにピンときて、本を読んで猛然と片付けたのです。

 

だいたい、婚約が破談になって逃げるように引っ越して、そのままになっていた荷物だったから、それはそれはいろんなものを捨てました。

そして最後にその時つきあっていた人を整理した頃(!!)、横浜からオファーがあって引っ越して仕事を変えたんですね。

うん、人生がときめいている…

 

サラっといろいろ暴露してみたけどその話はまたこんど。(するの?)

 

 

 

そしてこんどの波は去年の暮れにやってきました。

まず、うちに来て下さってる方がおすすめです、と持ってきて下さったのがこの本。

「片付けはセンスや才能ではなく、知識」

「片付かない人はその知識がないだけなのだから、片付けられない自分を責めたりする必要はなく、片付けたいという気持ちがあることと、知識を得ることが大切」

という冷静な感じがこの本のコンセプト。

きゃいきゃいしたOLの乱子さんを、冷静なアドバイザー片付太郎さんが導く、というつくりになっています。

 

 

そしてそれと時を同じくして、暮れの1週間のうちに、乗っていなかった自転車(2台持っているうちの1台)、原付バイク(スーパーカブ)、石油ストーブ(アラジン)がつぎつぎと、もらわれていったり無限レンタルに出したりで片付いていきました。

 

どれも大好きで大切にしてきたけど、今の自分が使っていない、だから放置されている、という品で、なぜだか数日のうちにまとまって、「いいですねあれ」と言ってくれる方があって、流れに乗って「よかったら持って行かれます?」って言うことができました。

 

 

どうやら、6年ぶりの「片付けの波」が来ているらしい。

 

 

そう感じて、お正月休みにもタンスや階段下収納、納戸あたりをこまこまと整理して、ゴミ袋にどんどん入れました。

 

私にとって「片付け」は、主には「今の自分に不要なものを処分する」という部分が大切です。

きちんと収納する、とかは、おまけ。

 

たいていの「片付け」の本に書かれていることですが、この「今の自分に不要なもの」を処分することがつまり、「今の自分が求めているもの」を理解することとイコールです。

だから、自分の気持ちがスッキリするんでしょう。

 

 

こういうのって、波があると思うんですよね。

自分で起こす波もあるけど、よそからやってきて起こる波もある。

 

ここまで読んで「もしかして…」って感じた人、片付け、はじめてみては?

 

 

段取りしない、を楽しむ!

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例年通り(って3年目だけどね!)大晦日まで営業してから、お正月は1週間お休みをいただきました。

 

一人で零細自営業をやっていると、「店を閉める」というのはなかなか勇気がいることで、いつも休みは短めにしていたんですけど…今年は思い切って。

年末の、自分の疲れ具合、煮詰まり具合からして必要だと考えたので。

そして、家族としっかり過ごしたかったので!

 

 

元旦から5日の午前中までは結局、両親やきょうだい、甥っ子たちとずっと過ごしていました。うちはきょうだいが多くて甥っ子も5人(男の子ばっかり!)いるので、誰かしらとずっと過ごし続けると4日半はあっというま!

基本的には全面的に「家族に合わせる」時間。

 

その後の2.5日は、自分のための時間。

しかも、「予定を入れない」というところからはじめました。

 

思いつきで映画を見に行って、10年ぶりくらいにダブルヘッダーしてみたり。

「逃げ恥」の一挙放送を録画したのを全部見たり。

年末できなかった大掃除をして、勢い余って模様替えに進行しそうになったり。

買い物にバスで出かけていって帰りえんえんと歩いてみたり。

食事は朝、寸胴鍋をふと見て、大量に野菜スープを作って、ずっとそれを食べていました。

 

 

楽しかった!

 

 

そして、いつも本当に、段取りして、順番と締め切りを守って、暮しているんだなあということに改めて気づきました。

 

それは毎日の生活には必ず必要なことで、当然のようにやっていることだけれど、そのことだけでもとっても頭を使うし、くたびれることなんだなと。

 

 

たまには、段取りしない、順番と締め切りのいらない日、があると、自分が本当に休まりますね。

そんなの無理!という人でも、「毎日段取りして暮らすのって、疲れることで、それを毎日やってるんだな」と「わかっておく」っていうだけでも大事なことですね。

 

 

お正月、ちびの甥っ子たちとその親である私のきょうだいたちと過ごしてみて、この段取りしないと生活が回らないのに段取りをちびたちがかき回してくる感じを連日ってほんと、大変だなあ…と、今さらながらに実感しました。

段取りしない時間をプレゼントする、っていう発想をお互いに持つのはいいことかもしれない。

 

 

さて今年も、それぞれみんな状況は違う、けど「わかっておく」だけでも違うよね、っていうことを、ぽつぽつと書き綴りたいと思います。