最近読んだ2冊の本。つながってた。
まずはコレ、貸していただいて読みました。ずっと気になってて…(買えよ)
作者もうつになって、それを「ヌケた」ところで、同じようにうつを抜けた人たちにインタビューをしていった、という漫画。
アシスタントのように一緒に話を聴いている人がまったくうつ要素がなく、率直に「なんすかそれ、全然わかんないっす」と言っちゃう感じと、
最後にまとめの章みたいなのがあって、「そうだよね〜、結局人それぞれ」っていう結論になっている感じがよかったです。
それぞれで、いろんな道あって、遠く感じるけど、
「抜けたところで待ってるから。道つながってるからね!」
っていうのが、よかった。
そして次。
twitterで瀧波ユカリさんが漫画を描いたということでつぶやかれていて、なぜかそのままAmazonで予約してしまい(脱アマゾン派なのに!)、発売日に届きました。
忘れてた。
自分を好きになろう うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ
- 作者: 岡映里,瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本
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「やさしい」本だなと思いました。
自分が双極性障害で仕事を休んで、そのあとも復活できないでいた、という期間に、いろんなことをやってみて自分を好きになろうとした、ということを書かれています。
文章が読みやすく、ご自分も辛かったということからか、タッチがやさしい。
そろりそろりと進んでいく感じが伝わってきて、そういう意味で「優しい」。
それから、「やってみよう」ということのきっかけが「易しい」。
わかってるけどそんなんできひんんん!!
みたいなことがあまりなかったです。
著者が私と同い年で、だからか、思いつくこともやることもたいてい似ていて、この本に書いてあることはほとんど自分でやってました…
どっちも、「専門家の本じゃない」というところが、私が好きだなと思ったところかもしれません。
「同じ経験をしたお友達の話をきいている」
みたいな感じになりました。
なんでこの2冊を手にしたかというと、やっぱり私もどう考えてもうつっぽかったな、という時期があった…というか、むちゃくちゃ働いてたときほとんどうつだったな、と思うからです。
心、気持ち、精神…いろんな言い方あるけど、病み方も人それぞれで、私の場合は「働きすぎる」だったわけですが、
「自分のことを大事にしなさすぎる」
というところが共通する人はけっこう多いように思います。
少なくとも私は完全にそうだったなあ。
今、私は元気です。
で、私はそれを、自分の体を入り口に作ってこれた部分が大きい。
だから、それを伝えていけたらいいと思ってます。それを仕事にしちゃいましたしね!